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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

古畑任三郎「ピアノレッスン」を見る

亡くなった塩原音楽学院の理事長の愛人だったピアニストの井口薫は、自分に塩原の音楽葬でピアノを弾かせないという現理事長の川合をスタンガンで殺してしまう。川合には心臓の持病があったのだ。川合が倒れる拍子にピアノの弦が1本切れてしまう。
翌日の音楽葬でピアノが修理されていないことを知った薫はとっさに切れた弦を使用しない曲を弾くのだったが・・・。

これは木の実ナナさんのオーラがキャラにぴったり。エレベーター事故の振りもいい。うまいミステリー。
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古畑任三郎「汚れた王将」を見る

将棋のタイトル戦で追いつめられた米沢王将は翌日に戦いを持ち越すための封じ手をルールを破って何も書かないまま封筒に入れ立会人に提出した。しかし立会人は何も書かれていないことを見破り、夜米沢の部屋に行き抗議する。不正に発覚を恐れた米沢は立会人を撲殺し、入浴中の事故のように偽装する。しかし翌日の対戦で、米沢は詰めの前提となるべき位置に駒を打てず敗退する。古畑は米沢のある事情を看破する。

これは面白い。まあトリックはまあまあの出来だが三津五郎さんの王将が抜群にうまい。

古畑任三郎「殺しのFAX」

妻に不倫がばれたミステリー作家。妻を殺害し埋めてしまう。そしてタイマーで動くFAXを使用しての偽装誘拐を思い付く。

これもなかなか面白いな〜。でも計算通りにうまくいかない場合もあるんだけど有名ミステリー作家がそれに気がつかないとは・・・。まあそれを言っちゃあお終いか。

古畑任三郎「笑える死体」

笹山アリは精神科医で、自分の患者の愛人でもあった。彼氏である患者がほかの女性と結婚することを知ったアリは、強盗に見せかけて冗談でストッキングをかぶった彼氏を殺し、強盗に襲われたと正当防衛を主張するが・・。

なるほどあんなところに、でもまあよくアリさんは気がつきませんでしたねー。軽いですが出来はいい。古畑シリーズ開始早々sとあってか今泉君登場は少しだけ、向島巡査も登場している。あのセリーヌの自転車も。

相棒3「異形の寺」を見る

美和子のことで鹿手袋から話があると言われた亀山。待ち合わせ場所の橋の上で口論になりかけるが、鹿手袋から池の岸に裸の若い女性が見えたと告げられ自分でも確認した亀山は、その場所に走っていくが人影は見当たらない。そして川の中に何かがあることに気がついた亀山は池の中から頭蓋骨を探し当てる・・・。突然特命にやってきた小野田は頭蓋骨から複眼した顔に見覚えがあると言い出す・・。それはある寺の尼さんだった・・。

高橋由美子さんが性同一障害という難しい役に挑戦する。話はあ変わらず作った感じですがまあまあの出来か?雀蓮さんと庵主さんがああいう関係という落ちはどうも作りすぎかも。尼さんになった動機付けの一つにはなりますがね。

相棒7「顔のない女神」を見る

10年間続いた人気ラジオDJ番組。「ネバーエンド」が終了することになりDJの伊沢ローラは最後の放送をしていた。番組終了後、ラジオ局の玄関から出てきた後任のDJ西田春香が刺される。たまたまラジオ局に収録で来ていた角田課長と亀山は犯人を取り逃がしてしまう。その後犯人は特定されるが既に自殺していた。右京はローラファンの角田課長と伊沢ローラの当日にたまたま撮影されたスナップショットに何かを気がつく。

まあいつもの通りひねった内容。多少無理な展開もあるのです.
今回はちょっと地味なのですが納得してしまう。

相棒3「大統領の陰謀」を見る

切り裂きジャックとして名をはせた元検事の浅倉が拘置所から脱走し、記憶をなくしたホームレスとして発見され再度拘束される。しかし浅倉は拘置所で殺されてしまう。(相棒2最終回で立件済みらしい)
ところがトランク詰めの女性の遺体が発見され、浅倉が同じトランクを深夜移動させていたというう目撃情報が入る。
浅倉の逮捕に関連していた特命係の二人は、浅倉がいたホームレスのたまり場の公園に足を運ぶ。そしてそこで大統領と呼ばれるホームレスに会う・・・。

浅倉の件は相棒1、相棒2でも出てくるらしいのですが見ていないので・・。過去の犯人とかが再び出てきて絡む話か相棒には結構多いのでこの絡ませ方がなかなかうまい。ラストは地方政治がらみで・・まあまあのミステリー。
藤吉久美子さんを久々にドラマで見ました。あの件には似合わないけどねー。

相棒5「殺人シネマ」を見る

右京はたまきさんと映画鑑賞。ところがその映画「海峡の虹」を撮影した監督、織原も同時刻その映画を同じ映画館で見ていた。映画が終わり右京は織原元監督が殺されているのを発見する。
捜査をすると織原は末期がんで余命いくばくもなく、かねてから自分の映画を見ながら死にたいともらしていたそうだ。最初に疑いをかけたのはすでに引退した元女優で「海峡の虹」に主演した島加代子だった。しかし右京は意外な人物に目をつける・・・。

うーんしかし星由里子さんか・・。相棒7「密会」での岸恵子さんといい。かなりな人が出てくれますねー。終盤は相変わらずの人間ドラマで。エンドクレジットもうまく劇中映画の字幕にしていますし。ラストシーンの右京と亀山が道路を去っていくシーンも映画のシーンとリンクしていますし。細かい凝った作り。なかなかの出来です。

相棒3「ありふれた殺人」を見る

路上で寝ている男を見つけた亀山。問い詰められた男は20年前のある殺人事件の犯人だという事を告白する。小見山というその男は誰かに狙われているといい警察から出て行ってしまう。
特命係にその殺人事件で殺された娘の父親、坪井貞一が訪ねてくる。犯人が自首したらしいという報道を見てのことだった。貞一は犯人の名を教えてほしいという。杉下は即座に断るが、亀山は割り切れず、夜貞一の家の近くをうろうろしてしまう。
同じ夜小見山が殺されてしまう。1課では亀山の行動が知れ、亀山が犯人の名を貞一に教えたのではという疑惑をもたれてしまう。杉下は亀山の疑いを晴らそうと、捜査を開始する。

時効の問題。犯人の名を教えられない警察組織・・・と濃い話になる。今回は最初は地味な設定なのだが、最後にヒューマンな訴えが濃い話になる、佳作。

相棒5「サザンカの咲く頃」を見る

プログラマーの瀬沼優が転落死した。屋上の足跡には被害者以外の足跡も。他殺の疑いが浮上するが、証拠品が鑑識課の倉庫から紛失する。
一方小野田の部下が急死し、死因に不審を持った小野田は右京と亀山を呼び出し、ひそかに捜査するよう示唆する・・・。

シーズン5最終回スペシャル。
スペシャルではおなじみの国家組織?を巻き込んだ犯罪物。リアル感は別として、というかリアルではないと思うけど、それを感じさせないうまい作りです。最後のサプライズも面白かったですね。なるほど。