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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

「ゼロの焦点」-2009年映画版

結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一(西島秀俊)は帰ってこなかった。夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子(広末涼子)は、憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会う。一方、憲一の失踪(しっそう)と時を同じくして連続殺人事件が起きるが、事件の被害者はすべて憲一にかかわりのある人物だった……。
(以上yahoo映画より)

監督 犬童一心

出演 広末涼子、西島秀俊、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、野間口徹他

後半の室田佐知子の狂気ぶりが怖い。まあさすがに昭和30年代の話を、おまけに回想が戦後すぐの話だし。まあなかなか現代では再現は難しいのかな。でも映画の映像の力。北陸の激しく暗い海とか、映画全体の雰囲気を出しているんだけど。何か、佐知子の狂気だけで片付けていいのだろうか。原作を読んではいないのだが松本清張の描く戦後すぐの米軍支配の時代の重い意味合い。
その時代への批判は何か伝わってこないんだけど。まあしょうがないのか。
ミステリーを中心として考えるとこうなるのか。


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