DVDレンタルにて映画「ホタル」 映画 2014年05月31日 0 最近の健さん映画では唯一未見の映画をレンタルにて特攻隊の数少ない帰還兵と、特攻隊員の許嫁だった娘さんが戦後夫婦となり、鹿児島で漁師をしている。奥さんは腎臓病で余命が長くはない。年号が平成になったころ、やはり特攻隊の生き残りだった彼の戦友が雪山で行方不明となる。どうやら昭和の終わり(昭和天皇の死)で、かつての戦友を思っての自殺のようなのだが、同じころ知覧の食堂の女主人が引退して老人ホームへ入るという。特攻隊基地のあった街で、特攻隊員の母親代わりとして心の支えだったその女主人から、韓国人だった漁師の奥さんの許嫁でもあったその特攻隊員の遺品を故郷の遺族に渡すよう頼まれ・・・。*****いわゆる反戦映画なのだ・・。健さんとしてはこのようなテイストの映画に出るのは初めてなのかな。健さん自身が特攻隊員の生き残りの役なのか。合っているともいえるのだが、感情的に、あえて言えばセンチメンタルに話は進む。この映画戦争の描き方が妥当なのかは何とも言いようがないけど。まあ映画ですから一つの結論を出してはいると思う。気持ちや過去での思い出の感覚で戦争を描いている、これはこれで一つの表現なんだろうか。健さんの夫婦物語でもあるので・・。微妙か。この感じは最近作「あなたへ」でもっと顕著になる。でも「あなたへ」はもっと快作では。これは佳作から快作の間かな。 PR