こんにちは、母さん最終回
直文は帰らぬ人となった。文彦は父が告げようとしたことばかりを考え自分を責める。直文の荷物が持ち出された部屋に福江は呆然と佇む。そんな福江を木部が訪ねて来た。直文の最後の言葉がやはり頭から離れない昭夫は会社の反対を押し切り木部に謝罪文を書き懲戒解雇を取り消させたらしい。深々と頭を下げる木部と入れ替わりに昭夫は帰ってきた。
福江は酒を飲んで独りになった身の不幸を嘆き始める。それに応えるように昭夫は自分の身に起きた不幸を話し出す。妻に離婚を言い渡されたことと、木部への対応を理由に会社に退職を勧められたことだった。
二つとも受け入れると言う昭夫を福江は説得しようと、昭夫の幼い頃の事を話し出す。何でも本音を言っていた幼い昭夫の話から、ビートルズの落書きを殴られ家出した事に及ぶ。初めて、互いの本心をさらけ出しながら向き合う母と子の姿がそこにはあった。やがてそんな二人を…。
以上公式HPより。
えー今日は痛飲しましたので冒頭部分を見ておりません。恐縮です。
(それから・・・)ビートルズの落書きを父に見つけられ殴られる昭夫。でもその前に福江は落書きを見つけ上手だといって褒めたのだった。そして父にしかられた後母からとりなしてもらえると思っていた昭夫。しかし母は父の言うなりだった。がっかりした昭夫は家出を図り、踏み切りのそばに居るところを探し出されたのだった。福江にそのことを話すと覚えていないという。がっかりする昭夫。
今度は昭夫の妻の話。福江は昭夫の妻が三年ほど前に突然家にやってきたと話す。福江に会いたくなったと妻は言っていた。そして妻に請われるまま福江は昭夫のアルバムを見せる。昭夫の子供のころの泣いている写真を見て妻は始めて昭夫の泣いているところを見たという。福江は昭夫の妻に見せない素顔を見たかったのではという。
母は昭夫が妻に本音を言わないことを責める。しかしそれはお互い様。
こうしてお互いに本音をぶつけ合い。いつしか、言葉にすることが出来なかったことを二人とも悔やみだす・・・。
痛切ですね、やっぱり家族ならではのすべてを言えず押さえてしまうという。どこか本音をいえない部分があると思うんですが、やっぱり昔の人たちだから?今の若い家族は話せるのだろうか?年寄りの私には分かりません。
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