誰よりもママを愛す
第6回
一豊が取った電話はお宅の息子を誘拐したというものだった。驚いた一豊は要求は何かと聞く。その要求は一風変わったものだった。家族みんなを集めろと言うものだった。千代と雪と明が帰ってくる。又電話がかかり家族みんなを交代で出すように言う。そして雪が出ると電話の主はもっと女らしくしろと言う、怒る雪、明に替わり、明は自分が身代わりになると言うと、無理に優しくするなと答える。何かを感じた千代は、ママも反省するからかえっておいで、薫と言う。電話の主は薫だった。薫はつい地声で答えてしまう。ママは薫に怒り。もう家に入れないと言う。そして仕事に出かけてしまう。おろおろする一豊。
帰ってこない薫に一豊は心配でしょうがない。
一方薫は知の家で食事をご馳走になっている。知の家は大きく。食事もちゃんとした洋食。お父さんは細かくて母の料理にもすぐ文句をつける。知はそれが気に入らない様子。
夜隣のこずえから電話が入り。薫を家で預かっていると言う。今晩は家で泊めるから明朝に返しますと言う。千代が帰ってくるが、薫のことは何も聞かない。一豊はそんな千代の態度にむっとする。
嘉門家に知がやってくる。千代が事情を聞くとどうも父親とけんかしたよう。
千代は仕事に遅れると出かけてしまう。
心配した雪や、明もやってくる。ところが薫は帰ってこない。
いきなりこずえがやってきてトイレを貸してと言う。薫が家に帰りたくないとこずえの家のトイレに立てこもっているのだった。皆はこずえの家に行き薫に出てくるように説得する。拒絶する薫。今度は知がやってきてトイレのドアをたたき、ドア越しに薫にみんなが心配してくれる薫は幸せだと言う。
トイレから出てきた薫と嘉門家の皆にこずえは千代が話していたことを伝える。千代は薫がこずえに家にいることをパパの様子で分かっていたのだった。千代はみんなひとり立ちの大事な時期だからあえて突き放していると言っていた。そして家のことはパパに任せているのでパパがなんとかしてくれる。自分は口出ししないようにしている。それで嫌われてもしょうがない。と言っていたと言う。
夜、寝室で一豊と千代はいい雰囲気に、しかしそこに薫が突然入ってきた。そして薫はママに謝る・・・・。
面白かったですね。よく考えればどうって言うことのない話なのですが、とてもいい展開です。田村さんはうまい。
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