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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

TV放映の映画「手紙」を見る

<ネタバレあり>
武島直貴の兄剛志は父母がなくなった後若い直貴を大学に行かせるために盗みにある家に押し入ってしまう。そして家人に見つかり殺人を犯してしまう。今は刑務所に服役する剛志は直貴に手紙を書き送っている。しかし直貴は、兄が罪を犯したということで恋人と別れたり、お笑い芸人になる夢をあきらめたりしていわれの無い差別を受け苦悩していた。そんな直貴を食堂に働く由美子がじっと見守っていた・・・。

引き込まれてみてしまいました。東野圭吾さんの原作ということで白夜行のアンサーのような作り。杉浦直樹が演ずる直貴が働く家電量販店の社長の台詞が濃いなー。「差別の無い国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ。」少し感傷的かとは思いますが、救いのある結末はやはりほっとする。

作家で僧侶でもある玄侑宗久さんがHPで感想を書いておられます。
http://www.genyusokyu.com/index2.htm
essayページの書評に記事があります。
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