古参の参議院議員の秘書。議員の愛人との別れ話に立会い、つい愛人を押し倒して殺してしまう。議員は秘書に責任を押しかぶせようとする。耐えきれなくなった秘書は議員を殴りつけ。そしてアリバイ工作をするのだが・・・議員が病院で息を吹き返し・・・。
これは森山周一郎さんが貫禄だね。そして小堺君がいいな〜。最後の古畑の罠はちょっと見え透いているけどな、まあそれでも決定的なんで。できは演技の良さで水準か。
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霊能力者の黒田は能力の減退を隠すため、あらかじめ透視のための証拠品を河原の古タイヤの下に隠していたが。通りがかった男に見られてしまいもみ合った末その男を殺してしまう。
そして翌日行方不明者捜査の公開放送が始まる。黒田は工作をした河原の古タイヤの下の証拠品を見つけ出すふりをするが、同席の科学者に自分の霊能力ことごとく茶々を入れられたため、自分の殺した男の死体を霊能力で見つけ出すふりをする。今泉に誘われスタジオの観客席で見ていた古畑は黒田の話にある矛盾を見つけ出す。
ちょっと微妙なトリックかな、石黒健さんがいつもより濃い演技なのがやや恐ろしげ。どうかな。
医者の中川淳一は週刊誌の記者に不倫の写真を撮られてしまった。なんとかその写真を入手すべく特急に乗り合わせたその記者と交渉するが、写真は予定通り週刊誌に掲載するという。
中川はビュッフェで記者の飲み物にこっそり睡眠薬を飲ませ、記者が車両の座席で眠っている時に隣に座り服を調べ写真を回収しようとするが見つからない。記者がリクライニングシートを倒しているため、中川は隣の席も探すため倒そうとするが後ろの席が暴力団数の男のため気になって倒せない。写真は見つからず仕方なく眠っている記者の足に薬品を静脈注射して殺してしまう。
その後車掌の検察で記者が死んでいるのがわかるのだが、たまたま同乗していた古畑は乗客の中川を医者と判断し、死体の検死役を頼むのだが・・同時に古畑は中川に殺人の疑いをかけていた・・・。
まああの罠がトリックなんですがこれはどうなのか。でも古畑は犯人とのやり取りが面白いのでそこは水準を行くのでは。
銀行員の城崎愛梨が昼休みの外食中に誘拐される。
そのうち須佐之男という男から身代金要求の電話がかかってくる。身代金の受取りは翌日にという須佐之男の態度に右京は疑問を持つ。身代金を受け取るつもりはないらしいと右京は言う。
翌日、警察をさんざん振りまわした揚句、港の公園に金をまき散らせと指示した犯人。そしてそのことはネットの掲示板にアップされていた。
そして大群衆の集まる公園で警察の用意したヘリから身代金がばらまかれるが、その騒ぎの中で城崎愛梨が縛られた姿で発見される。愛梨は睡眠剤をかがされ何も覚えていないという。右京は愛梨の証言に違和感を覚える。
そしてその夜畑山財閥の御曹司の哲弥が誘拐され身代金請求の電話が畑山邸に入る・・・。
2006年新年スペシャル。葉月里緒奈さんがゲスト。相変わらずちょっと作った話か。濃い内容。まあ屈折していて、リアル感には欠けるが。
甲本君の後ろで悪魔っぽく腕を広げる里緒奈さんがちょっと怖いな〜。
大型商業施設の最上階に新規に開店したオーガニックレストランのオーナーがお客を招いたオープニングイベントの直後、そのビルの階段で転落死をした。たまきさんの誘いでイベントに来ていた右京と亀山は現場の状況を見て事故と事件の両面で早速捜査を開始する。
小林隆さんが出ていますねー。シェフはなかなか似合っていますね。今回はちょっと地味な話。でもまあいい感じですね。
麻薬の売人だった脇幸太郎が転落死体で発見される。脇はどうも麻薬の売人だったらしい。右京と亀山は脇が六本木警察署の菱沼刑事の麻薬関係の情報屋だったらしいことを知る。そして二人は白坂由美という女性と脇が死んだ日の直前に会っていたことを知る。脇は由美と結婚するつもりだったらしい。
角田課長は鷲頭という麻薬の仲買人を逮捕する。そして鷲津から脇が麻薬の売人をやめたがっていたことを知る。角田課長は脇の裏切りのため鷲津が殺したのではないかと考えるのだったが・・・。
なるほどそんなことなのか。ラストの由美さんの反応がちょっと意外だったんですがそんなものかなー。知らされていなかっただからかな。でも最後の表情の映像で幾分はと思うのですが。
あのお好み焼きは結局もんじゃ焼きか?そうじゃないのうな気もするのだが。あの言葉、テンションの上がっていた脇の口が滑ったのか。
まあさほどのミステリーではないですが、佳作かな。
右京さんが珍しく亀山君を褒めていましたが、こういうシーンは珍しいんだけどなー。クールというか多少毒舌が勝っている右京さん。亀山君でさえも誤解する部分があるのですが。このあたりが相棒7での別れがちょっと冷たいような感じもするのですが、そういう作りなんでしょうねきっと。
TV番組のクイズ王の千堂は週刊誌に不正を書かれたことでプロデューサーから出来レースの問題集の番号を事前に教えてもらうことができなくなる。
番号が番組アシスタントの衣裳に書かれていることを知っている千堂は、番組収録前に衣裳部屋へ出かけて収録前にカンニングしようとするが、阻止しようとする衣裳係ともみ合いになり倒された衣裳係は打ち所が悪く死亡してしまう。千堂は人が往来する放送局の廊下をどう逃げるのか・・。
たまたま同じクイズ番組に参加し早とちりで予選で敗退してしまった古畑は捜査に加わるが・・・。
今回のトリックはいいですね。ドラマでの古畑の助言通りVTR巻き戻しました。なるほど。唐沢君に「とっちゃん坊や」とセリフを言わせるなど三谷さんはしょうがないですね。唐沢さんの苦笑いが見えるようです。あるいは唐沢さんの提案か?またはあてがき??
有名脚本家の佐々木高代は同じく未婚のマネージャーの姉と二人暮らしだったが、自分の稼いだギャラを慈善団体に寄付を繰り返す姉を恨み殺害してしまう。そして物取りの犯罪として警察に通報する。捜査にやってきた古畑は高代の証言の矛盾に気づくが凶器が見つからない・・・。
これはとにかく加藤治子さんと田村正和さんの絡みが抜群に素晴らしい。ミステリーはまあいいんじゃないでしょうか。でもこれはドラマ的にいい。コメディタッチの古畑の感じがよく出ています。
弁護士の小清水は婚約中だったが、同級生の愛人がいた。小清水は別れ話がこじれ彼女の部屋で愛人を殺してしまう。指紋をふき取っていた小清水は彼女宛てにかかってきた別の男の電話を利用して、その男を犯人に仕立てることを思い付く。そしてその男とは、あの古畑の部下の今泉だった。
今泉は自宅にやってきた捜査員から逃げ出し捕まってしまう。
実は今泉とも大学の同級生だった小清水は古畑に頼まれ弁護をすることになる。小清水は今泉に傷害致死にして罪を軽くすると持ちかけ、今泉に罪を認めるよう強引に説得する。
古畑は今泉が罪を認める供述をしたのが信じられない。そして強引に事を進めようとする小清水に疑惑の目を向ける。
さんまさんが犯人役。裁判の時は標準語なんだ。ミステリーのつぼはちょっとどうなのかな。凶器をの表現が違うことってちょっと細かすぎることなのかな。わかりますがどうもちょっと納得はいきかねるんだけどな。
人気時代劇俳優の大宮十四郎は撮影所を閉鎖しようとする二代目所長の城田を刀を本身を使って殺陣の段取りを間違えたと装って斬り殺してしまう。
警察に事故を主張する十四郎に古畑は事件の起こったリハーサルでは何か違う風景があることに気がつく。
小林稔持さん。時代劇俳優にはちょっと違和感が、でも殺陣はなかなかだけど。稔持さんちょっといつもの感じで硬いのかな。