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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「あ・うん」






向田邦子の同名小説を高倉健主演、降旗康男監督で映画化。昭和初期の東京・山の手を舞台に2人の男と1人の女が織り成す人間模様を美しい映像で描き出す人間ドラマ。中小企業社長の門倉と安月給のサラリーマンの水田は性格も境遇も対照的ながら友情で結ばれていた。しかし門倉は水田の妻たみのことを密かに思い続けていて……。17年ぶりに銀幕復帰した富司純子(旧芸名・藤純子)、坂東英二が共演。

監督降旗康男
原作向田邦子
脚本中村努
撮影木村大作
美術村木忍

キャスト
高倉健 
富司純子
板東英二
富田靖子
山口美江
(以上、映画COMより)

日本映画専門チャンネルで見る。
さすが向田邦子、面白いストーリー、TVドラマの脚本のよう。ドラマは見たかどうか記憶なし。ただ何となくよく向田作品に出演している杉浦直樹の新劇的な暗さが記憶になるのだが、ここでは明るい健さんの演技がなにかいい感じ、むろん硬さもあるんだけどなぜか気にならない。
坂東さんはまあ素人っぽく生固いのだが、熱演はしている。しかし素人っぽさは残るのだが、いかにものお芝居的な感じが結果的に出なくて、リアルさになっているのかな。

なんというか結果オーライということなのか。まあやはり富司純子さんの、大人なのに清新さ、うまさが微妙な調和になっているのか。

WikiではNHKドラマ版のパート1のエピが映画化されているように書かれていますが、テレビドラマデータベースさんの記事によればほぼすべてのエピを書いているらしい。TVドラマ版ではその後のパート3が書かれる予定だったが向田さんの事故死により幻となった。残念。

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