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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「かくも長き不在」

DVDレンタルにて。モノクロ映画。

誰もがバカンスに出かけ、ひっそりとした真夏のパリ。
ある日、カフェを営む女主人テレーズ・ラングロワ(アリダ・ヴァリ)の前に、記憶を失ったという浮浪者が現れる。
その姿は戦時中、ゲシュタポに連れ去られた夫アルベール(ジョルジュ・ウィルソン)にそっくりだった。
河岸で生活を営む男をテレーズは店に招き、彼の記憶を呼び覚ますべく、さまざまなエピソードや音楽で働きかけるのだが……。
(以上AMZON解説より)

終盤ほぼ二人だけのシーンが切ない。ラストは衝撃。テレーズに心を寄せるトラックドライバーのセリフは本当なのか。そのごのテレーズのつぶやきは夢見る如く明るいのだが、ここで終わってしまう。
間接的な戦争批判の映画。それだけでなくラブストーリーとして切ない。

さすがパルムドール作品。

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