映画「小さいおうち」
監督
山田洋次
脚本
平松恵美子
山田洋次
原作
中島京子
キャスト[編集]
平井時子 - 松たか子
布宮タキ - 倍賞千恵子(晩年期)、黒木華(青年期)
平井雅樹 - 片岡孝太郎
板倉正治 - 吉岡秀隆
昭和11年。田舎を出たタキは、東京郊外にある赤い三角屋根の小さな家の女中として働く。その家には、主人の雅樹、美しい妻・時子と愛らしい息子が暮していた。一家は穏やかな日々を過ごしていたが、板倉という青年が現れ、時子と板倉は距離を縮めていく。
なるほど、黒木華がさすがに抜群に良い。昔の雰囲気を持っているということでキャスティングしたらしい。吉岡秀隆君はやはり微妙かな。まあ山田組なので起用されるのかもしれん。
戦前の雰囲気がうまく表現されていていい感じ。あの家もあの時代には少々かわいらしすぎるけど、まあいいのか。タキさんの視線で描かれるせいか、実は不倫の話のどろどろ感が少ない。
ラストのエピは切ないけど。タキさんの気持ちが揺れていてどうにでも読み取れるのがいいのかな。
成人した平井さんの息子が米倉斉加年なのか。これが最後の映画出演らしい。
佳作。
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