映画「東京暮色」 映画 2016年05月18日 0 小津安二郎1957年作品小津作品としては最後の白黒映画。男手一つで娘二人を育てた銀行員の周吉、このところは会話のない下の娘と、結婚したが何故か実家に入り浸っている長女のことが悩みの種。周吉は妹の重子に下の娘の明子が金を無心に来たと聞かされて驚く。実は明子は遊び人仲間と付き合うようになりその仮名の木村という男の子供を妊娠してしまう。逃げ回る木村に明子は愛想をつかしながらも追いかけてしまう。そして周吉の長女の孝子は夫との折り合いが悪く自分の子を連れて実家にいついてしまう。そして娘二人は出奔した母親との再会を果たすのだが・・明子にとっては悲劇の始まりだった・・。暗い・・。小津作品決して明るい作品は少ないんだけども特に暗い。まあ最後の何とか孝子がよりを戻すようなことを予感させる感じが救いかな。有馬稲子が若いなー。原節子がすでにおばさんっぽいのもまあこんなんでしょう。まあやはり二人ともうまい。笠智衆さんがちょっと若い感じなのかいいな。昔の映画だし当然か。あー感想になっていない。TVで見ると画面は暗すぎ。 PR