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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

こんにちは、母さん第1回

<ネタばれあり>

2年ぶりに実家を訪れた大手自動車会社のサラリーマン神崎昭夫。家には誰もいない。子供のころからの癖で、引き出しに残っている財布の種類で母が遠出をしているかどうか調べようとしたが、そこに言葉のなまりがある若い女性が入ってくる。彼女は昭夫が財布を捜していると思い泥棒と疑う。そして初老の男が入ってくる。
男は中国人留学生らしい女性にバイトの時間じゃないのと話す。そして男と昭夫の二人だけになる。しばらくして母が帰ってくる。昭夫は一人暮らしの母福江の変化に驚かされる。茶髪に若々しい服装で、外国人留学生に下宿先を紹介するボランティアをしているという。男が帰った後、福江に男の事を聞くと、福江はカルチャースクールに通っていて源氏物語を読んでいるという。先ほどの男は荻生直文といい。元大学教授で講師をしているとの話。母の福江はそこに通っていて親しくなったという。
溌剌とした母の姿が昭夫には面白くない。そして福江は突然帰ってきた昭夫が事情を何も話さないことを気にかけている。
福江の息子の突然の出現に直文は早々に家に帰るが、嫁の康子の仕事に理解を示さない息子の文彦ともうまく言葉を交わせない。
翌朝福江の家には、ボランティア仲間で近所に住む琴子と小百合が訪ねてきて実家に背広姿のまま泊まった昭夫を囲むが、昭夫は不機嫌なままだ。
そんな時、昭夫の同僚だと名乗る男が土足で乗り込んでくる。木部というその男は、リストラ対策部長となった昭夫に退職を勧められたという。そして木部を見かけて2階に隠れている昭夫を見つけいきなり殴りかかる。止める福江。
泣きつく木部を置いて出て行こうとする昭夫の背中に、木部は「悪魔」という言葉を浴びせる。しかしそれを無視して昭夫は行ってしまう。見たことのない息子の姿にショックを受ける福江だった・・・。

どうも舞台劇のドラマ化のようです。第1回はほとんど福江の家の1階で繰り広げられる話。語りはありません。ちょっとディープな話だけど、来週予告ではなんだか不思議な方向へ行くような。まあリストラは身につまされる話なので・・。こんな自宅まで押しかけるか・・・。とは思いますが。
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