忍者ブログ

おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

スペシャルドラマ「みちくさ」後編

<ネタバレあり>
佐々木は亜紀のネット仲間から奪った車で亜紀を連れて走り出す。佐々木は能登の海を見てみたいと北陸へ向かう。
佐々木は身の上話をする。別れた佐々木の妻は絶対こうしたいと思う人で、生まれたばかりの娘を数ヶ月で無くし、落ち込んでしまったという。佐々木はいたたまれず、結局分かれたのだと話す。
亜紀は自分も絶対と考えるほうと語り、余裕がなかったと話す。
休まないで運転し続ける佐々木は居眠りしそうになり、運転を亜紀に替わるが、亜紀も疲れからついうとうとし、路肩の側溝に脱輪してしまう。
このことで二人は言い合いになり、佐々木はやぶの中へ車を支える板を捜す。しかし段々自暴自棄になってしまう。
亜紀は車のそばで待つが、運良くパトカーが通りかかり、そのまま警察へ。
思い直して板を持って藪の中から出てきた佐々木は車に鍵がかかり、亜紀がいない。しかし運良く軽トラが通りかかり近くの漁村まで連れて行ってもらう。
佐々木は車を降りた漁村の堤防で海を見ていたが、いきなり見知らぬ老人に抱きかかえられる。どうも自殺志願者に間違えられたよう。
近くの警察署へ連れて行かれるが、そこは偶然亜紀が事情を聞かれている警察署だった。二人はその老人の家で一泊することになる。老人は佐々木を自殺志願者と思い諭す。佐々木は亜紀にけんかしたことを謝る。佐々木は選挙運動中におばあさんをの面倒を見たことを話す。票目当てだったと自嘲する佐々木に亜紀はおばあさんは感謝していたのではと話す。亜紀の台詞
<b><font size=4 color="#0000ff">「親も先生も友達も、TVのタレントまで前向きって言うじゃないですか、勝つことが正しくて負けた子は何か欠陥があるみたいな、負けてもそこには何かがあるということは誰も教えてくれなかった。私もバカなまねをしてここまで来て、少しだけど自分との付き合い方が分かったかなって。」</font></b>
朝、海岸で散歩する二人。お互いに名前を知らない二人は、ここではじめて名乗り合う。亜紀は名古屋に帰るという。佐々木は又選挙事務所に戻るという。佐々木は亜紀のために亜紀を候補者に見立て、亜紀のこれまでのエピソードを入れて選挙の応援演説を披露する・・。勇気付けられた亜紀はこれからの生き方を語り候補者風の挨拶をする。そして二人は帰っていく。

温水さん、好演しています。池脇さんはさすがかな?
PR