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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

スペシャルドラマ「僕たちの戦争」

<ネタバレあり>
2005年夏。
台風が通過したばかりの海にサーフィンをしにやってきた男がいた。
彼は、尾島健太(森山未來)。波は大荒れにもかかわらず、健太は海に向かってパドリングを始めた。
今、まさに健太が沖に向かってサーフボードに体を預けているその海の上空を、昭和19年夏、九十三式陸上中間練習機が飛んでいた。
操縦するのは石庭吾一(森山未來・二役)。年の頃は健太と同じぐらい。
今しっかりと操縦桿を握っている吾一の遠くで稲妻が走る。
と同時に彼には飛行機のエンジン音が聞こえなくなり、
前方の視界が歪み意識が遠のいていく。
一方、現代の健太にも、大きな波を捉えようとした矢先、目の前の大きな半透明の壁が立ちはだかり気が遠くなっていく。
そして、お互い目を覚ました所は、今まで見た事のない風景が広がる場所。
どうやら2人は、何の偶然からか入れ替わってしまったらしい…。
健太は海岸に泳ぎ着いていたところで意識が戻る。車を捜しても見当たらない、そしてなんとなく風景が違っていることに気がつく。驚いて歩き回っていると田んぼに出てしまう。そして歩き回った健太は民家にたどり着く。そこで気を失ってしまう。気がつくと見知らぬおばあちゃんが介抱している。美しい孫娘も来て食事を作ってくれる。祖母は沢村キヨ、孫娘は文子と言う。
一方吾一は病院で目を覚ます、点滴とか窓の外の風景を見て驚き病院の外へ逃げ出すがつかまってしまう。
健太の父母がやってくる。そして健太の恋人ミナミがやってくる。吾一を健太と思っている様子。皆は吾一を健太と信じ込んでいる。吾一は自分のことを話すことができない。医者は一時的な記憶喪失だと診断する。
吾一が納得できないまま退院することになる。車から見る風景は信じられないものばかり。町中には英語があふれ若者のファッションは理解しがたいものばかり。
帰宅して健太の部屋にいる吾一。机になった歴史の本を見るとそこには驚愕の事実が、そこには昭和20年でポツダム宣言を受諾し戦争が終わったこと。そして今の時代が平成17年だと言うことを知る。信じられない吾一。ミナミがやってくる。ミナミは携帯電話に出るように言って、吾一にキスをして帰る。驚く吾一。
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