スローダンス第3回(つづき)
帰り道、衣咲はビデオの感想に引っ掛けて自分の過去のピュアな恋愛話をする。その時、理一の携帯に歩美から連絡が入る。歩美と会う約束をした理一は、英介に関心のある衣咲の気持ちを察し、兄が立ち上げたバーのカードを渡す。
衣咲がバーに行くと英介が一人でいる。英介は衣咲がはじめての客だという。衣咲はいつもの癖で、店の様子を突っ込みまくり、ついに酒の並べ方についてアドバイスし始めるが、そこに雪絵がやってくる。雪絵は転職の話をしてくれない英介をなじるが、逆に英介は、雪絵が自分を好きになったのは、自分の学歴や、職歴のブランドが気に入ったのではと言い返す。雪絵は怒って帰ってしまう。
英介はそのまま店にいた衣咲と高級なワインを開け飲んでしまう。
理一は、自宅に帰ると歩美が外で待っていた。歩美は理一が卒業制作で作ったビデオを見たいという。
自宅に入り、理一は一人で見るようにとビデオを渡す。ここで見たいという歩美。でも理一はそれを聞かず、洋画のDVDをセットしてしまう。結局歩美が折れて歩美が好きな洋画のDVDを見ることになる。映画のシーンが進むにつれ、ついに歩美は理一の手を握ってしまう。そのまま映画はエンディングとなるのだが。理一はようやく歩美を抱き寄せキスをする・・・。
衣咲の言う100%の人、理一の信じる100%の人が近くにいるというのは・・。
思いを寄せる人が不在の人と、近くにいる人の差でしょうか?
衣咲と理一の関係はまるで姉弟のような感じがする。
理一は歩美とうまく行くのだろうか、どうもこの二人はどこかで本音がいえないというか・・・?
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