タイヨウのうた
第3回
薫は親友の美咲のために、美咲の彼隆介との仲直りのため孝治と話し合って偶然夜の遊園地で出会ったように計画する。しかし海の家の従業員たちや雄太や晴雄も一緒に遊園地に行くことになってしまう。
遊園地で偶然に会うように仕向けられた美咲と隆介は、結局すぐに仲直りをする。
みんなで観覧車に乗ることになり薫と孝治は同じ車両に乗ることになる。しかし晴男が降り場で転んでしまい。従業員を巻き込んで騒ぎになる。薫と孝治は降りられないままとなり、やがて電源が切られる。観覧車は止まってしまい、薫たちは閉じ込められたままになる。皆は騒ぎに気をとられ、薫たちのことはすっかり忘れてしまう。
一方美咲と隆介は二人っきりになるため騒ぎの間抜け出していた。薫は美咲に電話をするが留守番電話になったまま・・。
時間がたち薫は日の出の時間を気にし、動揺していたところを孝治にとがめられ、ついに病気のことを話してしまう。
美咲は電話に気づき、薫が閉じ込められていることを知り、薫の家に助けを求める。一方公園の事務所に押しかけ電源を入れてもらうよう訴える。しかし電源が入って観覧車が実際に動くまでには時間がかかるという。
日の出の時間が近づく。薫は絶望し悲嘆に暮れるが、孝治は強い調子で力づけ着ている上着を薫に着せ、UVのクリームをつけさせる。そして薫を抱きかかえるように覆い被さる。日の出となる。すると観覧車が動き始める・・。降り口には心配したみんなと、薫の父の謙と由紀が車で迎えにきていた。降りてすぐに車に乗り込む薫。しかし薫は振り返って孝治を見る・・・。
榎戸医院で診察した薫は皮膚は何ともないといわれる。安堵する家族たち。孝治は心配して翌日雨音家に出かけ薫と会うが薫はそっけない。薫の中では孝治を愛する気持ちが芽生え始めていた。そしてそれは死を覚悟した薫を生への執着をもたらすことになる。それに気づいた薫は動揺していた・・・。
終わりごろからはサスペンス調のような、しかしこれからは薫はどうするのか・・。
XPに関していえば結局お話としての設定がうまく恋愛話になるようにしてあるようで、リアリティが?らしいのですが・・。
沢尻さんはよかったように思います。
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