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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

ディロン〜運命の犬(最終回)

<ネタバレあり>
耕平夫婦が帰宅すると耕平の母美佐江が倒れていた。救急車を呼び、緊急入院となる。母の処置を待つ間、動揺し尋常でない様子の耕平に命じられ麻利は家まで美佐江の荷物を取りに戻るが、そこで友人に宛てた書きかけの手紙を目にする。そこには実際の生活とは異なる、三人の和やかな団欒の様子が書かれており二人はショックを受ける。
脳梗塞で右半身麻痺が残った美佐江は家に戻るとディロンとのリハビリを望む。犬嫌いの母の申し出に嬉しい麻利だが、必死のリハビリに楽しそうな様子はなく、我慢をして頑張る姿に麻利は疑問を感じる。なかなか回復しないことを焦る美佐江に麻利は、ディロンは頑張れとは言わずに寄り添うからこそ弱い私でも頑張ってこれたのだと話す…。二人は本音をぶつけ合う。
美佐江のリハビリはディロン抜きになったが、それでも時間をかけたリハビリは功を奏し、美佐江の症状は徐々に回復していった。
ディロンは10歳を超え老犬となり、セラピー犬を引退する。耕平の提案で介助犬として活躍していたハッピーが、現在の飼主の都合で一次介護犬センターに戻っているのを里中家に引き取ることとなる。
ある日麻利は、美佐江に自分の生い立ちを話す。9歳のときに両親が離婚して、母は弟を連れて家を出、自分は父のもとに残されてしまう。
耕平と結婚しても子供が出来なかったため、自分は母親がどう存在か分からないと言う。美佐江は麻利を頼りにすると言う。耕平よりも・・・。
そして美佐江は図書館で借りた本の中に忘れてあった英語の詩を、図書館の人と協力して翻訳したとはなす。(つづく)
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