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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

ディロン〜運命の犬

<ネタバレあり>
第2回
老人ホームでの訪問活動にも漸く慣れてきた麻利は獣医に小学校での愛護教室に誘われる。小学校を訪問した麻利とディロン。一人の少年が突然ディロンを叩いた。その後弘士は麻利を訪ねディロンにあやまる。麻利は老人ホームへ弘士を誘い、ディロンがそこで歓迎され、言葉は解らなくても人の心が解るのだと教える…。
しかし老人ホームでは一人の老人がディロンに背を向ける。その老人は突然体調が悪くなり。救急車に連れて行かれる。弘士は母に内緒で二匹の子犬を自宅の物置に飼っていることを話す。麻利は仕方なく、動物保護センターへ子犬を預ける。しかし一匹は引き取り手がなく結局麻利が預かることになる。子犬はなぜか耕平になつく。
麻利の下にディロンの元の飼主が現れる。ディロンが虐待されたことがあることを知っている麻利は、飼主が虐待したのだから渡せないと言い張る。しかしそれが誤解だったとわかる。元の飼主は麻利の必死の訴えと、ディロンが麻利の下で安心しきっているのを知り。ディロンを麻利に託す。
老人ホームで倒れた老人の家族から連絡が入り。老人がディロンに会いたがっていると言う。老人は昔戦争で軍用犬の世話をしており。終戦になった時に、戦場に連れて行った犬をやむなくそのまま置き去りにしたのだった。
別れることになった時、犬に話して聞かせたら、いつも老人の元を離れなかった犬たちがわかったような感じで老人の元を離れていったと言う。そして現地を離れる時に、崖の上で並んで鳴いて見送ったと言う。老人は軍用犬から刈り取った毛を麻利に見せ、なでてくれと言う。麻利は感激し、いとおしそうに犬の毛をなでる。
そして老人は自宅からは遠いが医療施設も整った老人ホームに移っていった・・・・。

懐かしい人・・大木実さんが出演。すっかりおじいさん。戦時下の犬との体験を語る。感動的なシーン。ゆっくりと押さえた語り口ながら、心を動かされるシーン・・・・。よかった。
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