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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

ディロン〜運命の犬もう1本

<ネタバレあり>
第3回
ある日弘士がディロンを連れて家出をする。弘士は弟が小学校受験のため母親がつきっきりで世話をしていて、自分はほったらかしにされていると感じたのだった。結局麻利の下へ帰りたがったディロンを麻利の家に帰し、自分は先日訪問した老人ホームへ行く。
何も知らない麻利は翌日ディロンを連れて老人ホームへ行くと、弘士がいた。驚いて母親に連絡する。母親は弘士に怒って連れて帰ろうとするが弘士は動かない。母親は切れて愚痴を叫ぶ。老人たちは弘士にここにいてもいいというが、その代わり弘士に、母親に、「お母さんは要らないからここに暮らす」そう話すように言う。
弘士は泣き出し母に謝り家に帰るという。母親は自分の気持ちが弘士に伝わったことを安堵する。
老人ホームや小学校への訪問活動にも慣れた麻利は、捨てられた子犬の保護を通して動物保護センターの職員浅倉と知り合い、子犬の譲渡会の手伝いをするようになる。そこには長年暮らした成犬を勝手な事情で連れて来る飼い主もあり、それでも飼い主を追おうとする犬の姿を目にする度に麻利は怒りを覚える。何とか成犬も救う道はないかと浅倉に問いかけるが、「成育過程のわからない成犬の譲渡は難しいし全ての犬は救えない」と切り返される。そう語る浅倉の瞳に宿る犬への愛情を、麻利は感じる…。麻利は犬を連れての訪問活動の資格試験を受けたが、自分のせいで試験をおっこちてしまう。なぜかディロンに慰められる麻利。
そんな中耕平の母美佐江がおかずを沢山もらったから家に来るようにと言ってくる。おどろいて犬を連れて美佐江の家に行き、食事をする。しかし麻利は沢山のおかずは実は美佐江が買ったものだと知り。美佐江の寂しさを知る。こうして麻利の心の内で美佐江に対するわだかまりが薄れていく。
麻利は再び試験を受け合格する。ある日麻利は浅倉に呼ばれ、家人が引っ越した後の家に行くと犬が置き去りにされていた。浅倉はこれは規則ではいけないけどといいながら、犬を獣医の診察を受けさせ麻利に託す。こうして麻利の家の飼い犬は3匹になる・・。

小学校での訪問で動物に関心を示さない子供たち。ちょっと信じられませんがこれが今なのか。親子の話も今ではありがちで悲しい。
老いた母の一人暮らしの寂しさは、痛切で・・・。何ともいえません。
池内淳子さんが素敵ですね。
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