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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

トップセールス

昭和49年、槙野久子は一流繊維会社のOLだったが、当時のOLのおかれていた25歳定年という規則ではない慣習のため居場所がなくなり退社する。そして幼馴染が車のセールスをしている店に行き車のセールスをしたいと思うようになる。
久子がたまたま無償で車のワックスの販売を手伝い、うまくワックスを売っているのを見かけたミヤケ自動車の営業所所長の岡野から声をかけられる。
久子はあまり本気でなかった岡野の言葉を信じてミヤケ自動車に就職の申し込みをする。
熱心な久子に動かされた岡野は3ヶ月の仮採用期間中に3台の車が売れたら本採用すると、久子の入社を認める。
こうして久子の車のセールスが始まる。

最初の1台がなかなか売れない久子。ある家の奥さんから車を買いたいと話が来る。しかし彼女の夫はミヤケの車にしてもいいが女性のセールスからは車を買わないといわれる。そして久子が免許を持っていない事を指摘されてしまう。久子は自動車学校に通いだす。するとそこにはあの奥さんがやはり免許を取るために自動車学校にやってきていた。
免許をとってもなかなか話を聞いてもらえない久子。母親の昔の行商時代の話にヒントを得た久子は、顧客のために車のセールスをしながら御用聞きをかってでる。

台風襲来で多摩川が決壊しそうになり、川のそばに住んでいるあの奥さんの家、村上家に出向き、避難の手伝いをする。そして久子の熱意に村上さんの夫も久子から車を買う事を決める。

順調に車が売れてくる久子。しかし新人として同期に入社した阿部はさっぱり売れない。低公害車の販売方針で会社幹部と対立し、岡野所長は干されてしまい。新たに本社から派遣されたマネージャーの相川は営業方針が厳しく車の売れない阿部は槍玉に挙げられる。しかしなぜかある時から阿部の販売台数が急速に伸びる。
しかしそれには裏があった。車は売れても代金の入金がない車があることに相川が目をつけ、1ヶ月以内に入金がない場合は車を引き上げろと迫る。阿部は重い口から、顧客から金をすでに集金している事を話す。相川がなぜ会社に入金しないと追及すると、着服したとの話。驚く相川、相川が阿部に会社に入金を迫ると、阿部は事務所から出ていってしまう。
岡野が帰ってきて一部始終を見ていた久子が相談する。何かを気づいた岡野は阿部のアパートへ、しかし阿部はすでにガス自殺していた・・・。
(つづく)
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