ハゲタカ第4回
2004年鷲津は本社から「大空電気」の光学機器部門の買収を命じられる。
大空電気は名門だった過去から今はすっかり力を落とし赤字にまみれていた。そしてMSG銀行を辞め。独立して企業の再生家となった芝野は、大空電気の社長の塚本から会社の再建を依頼される。芝野は大空電気の会長大木に人員削減を含めた再建策を提示するが、家族的な経営の考え方を持っている大木は受け入れない。大木は末期癌で余命3ヶ月を宣告されていた。そして再建案が提示される株主総会も3ヵ月後だった。
鷲津は大空電気の株を買占め筆頭株主になっていた。鷲津は芝野に会い赤字部門の切り離しを迫る。しかしそれは大空電機の下請け工場である由香の実家の工場の閉鎖も意味していた。
かつて、自らの貸し渋りで死に追いやった由香の父親のことが忘れられない鷲津は、深い苦悩を抱えたまま株主総会に挑む。株主の質問のとき自ら作成した合理化案の発表を中止し、口頭の説明だけで合理性を訴える鷲津に対し、芝野は病床の大木からのメッセージを代読し、創業以来の会社への切なる思いが伝えられる。そして発表の途中で大木の死が伝えられる。どよめく会場。そして会長の意思を受けて芝野は株主たちの情に訴える演説をする。そして会場から芝野の新役員就任の賛意を得る。
最初の戦いの勝敗が決まった時点で、鷲津は急ぎ次の作戦TOBの準備に移る・・。
今回は芝野の人情に訴える演説というわけでドラマ的な結末。真実性は??でもこれは振りで今後かも・・・。
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