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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

人生はフルコース

<ネタバレあり>
最終回
昭和38年、東京オリンピック選手村食堂の料理長を命じられた信太郎は頭を抱えていた。働くコックと大量の食材をどう確保するのか、世界各国のお国料理のレシピをどう身につけるのか。かつてソ連大使の外交官夫人に料理を学んでいるとき、信太郎はシベリア抑留時代を思い出した。解凍の仕方を工夫すれば素材の味は落ちない。信太郎は選手村メニューの試食会を仕掛け、冷凍食材を使った料理の味を公に認めさせた。
翌年、準備万端整えてオリンピック本番を迎えたつもりだったが、コックは地方から応募してきた寄り合い所帯でその技術にもばらつきがあり、外国選手からも苦情が寄せられた。選手の母国からコックを招くという話も出てきた。問題の解決に奔走していた信太郎は悩んだ。競技場に出かけ選手が大量の汗をかくことを知った信太郎は、味に塩分を多めにすることを思いつく。
ある日信太郎は信太郎はずいぶん包丁を握っていないのに気づく。妻は心配して総料理長の沢渡に相談する。沢渡は信太郎に話をする。沢渡は自分も同じことで悩んだという。沢渡は目の前の仕事に集中しろという。
信太郎はオリンピック閉会式を迎えた。信太郎が食堂へ行くと、外国の選手たちから信太郎は料理がおいしかったと感謝をされる。そして部下からも感謝の言葉をもらい胴上げされた。
6年後、信太郎は沢渡から天鴎ホテルの総料理長の座を譲られる。沢渡は信太郎にこうなることは天命だったという。

修司は、天鴎ホテルのパリのレストランのコックとして、パリ行きを打診され辞職を躊躇 していた。その時信太郎から一番大切なものは何かと聞かれ、心を決めた。修司は実家の熊本に帰っていた亜樹を迎えにいき、ホテルを辞めて熊本で店を開きたいとプロポーズした。天鴎ホテルで結婚式を挙げた二人の様子を信太郎が見つめていた。

「きょうの料理」関連の、料理がうまい過去の子供の話が何度も挿入されて、お話の時代が、今どの時代のことなのかががちょっとわからない。話を広げすぎ??肝心の村上シェフの話は3回ということで駆け足だし、シベリア抑留時代も冷凍食材の関連で回想でちょっと入るだけで、若いコックさんの話とごちゃごちゃしてます。うーんいい話なんだけど・・。
写真はモデルの村上シェフが総料理長だった現在の帝国ホテルです。

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