古畑任三郎ファイナル〜今甦る死&ラストダンス
今甦る死。
東京都のはずれにある鬼切村。村の名家でパン工場を経営する堀部家の当主伍平が熊に襲われなくなる。伍平の甥のパン工場の副社長大吉は経営難に陥っているパン工場の経営を継承することを専務で弟の音弥に宣言する。そして堀部家所有の裏山を大手レジャーランドに売却して資金にすることを話す、反対する音弥。しかし大吉は聞かない。音弥のもとに鬼切村郷土資料館館長・天馬恭介がやってくる。天馬はかっては小学校教師であり、音弥も彼の教え子だった。二人は貴重な歴史的埋蔵物が埋まっている可能性のある裏山を守ることを話す。そしてある夜。大吉は不思議な死に方をする・・・。そして古畑がやってくる・・・。
うーん最後にタイトルの意味がわかった。全編が金田一のオマージュ・・。コントのような吉田日出子の手まり歌・・。村民のたたりへの恐れ・・。本陣殺人事件のようなトリック・・。映画で金田一を演じた石坂浩二がゲスト。文句なく面白い・・。そして衝撃のラスト・・。
<ラストダンス>
脚本家加賀美京子の刑事ドラマ「ブルガリ三四郎」の打ち上げパーティに、ゲストとして参加している古畑。古畑はドラマのアドバイザーをしていた・・。加賀美京子は双子の大野かえでともみじの二人の合作だった。実際にパソコンの前でストーリーを作る地味なもみじ。プロモーションを担当する派手なかえで。古畑の前に現れたのはかえでで。打ち上げ会場から出て、クラブに古畑を誘う・・。そして次の日事件は起こる・・。
松島奈々子と田村さんのやり取り・・。ちょっと外国映画のようには行きませんが・・。何か狙ったような・・。ここでもトリックの面白さだが・・。やっぱり松島奈々子でよかったのか・・。うーんもう少しよさが出せたような・・。少し不満の残る作品・・。ラストでは踊ってほしい・・。設定上無理なのだが・・。
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