氷壁第1回の感想
奥寺はトップクライマーで必ず単独で有名な山を制覇していた。奥寺は幼馴染でクライマー仲間の北沢からK2登頂に誘われる。北沢はスポーツ用品メーカのヤシロのアドバイザーをしていた。ある事件のトラウマのせいで単独で登山をする奥寺は誘いを断る。北沢は奥寺の意思を無視してスポンサーのヤシロ主催のK2登頂の発表会を開く。発表会は同時にヤシロのプロモーションの場でもあった。そしてK2登頂の登山用品はヤシロ製品を使うように指示が出てると言う。発表会に駆けつけた奥寺はそんなヤシロのやり方に反発する。パーティで奥寺は社長夫人の美那子と会う。美那子は社長の八代哲太の若い後妻なのだ。誘うような美那子の態度に奥寺は戸惑う。そして実は美那子は北沢と不倫関係にあるのだ。北沢の口からそれを聞いた奥寺は驚く。
その後の北沢の熱心な誘いにも奥寺は応じない。実は奥寺は5年前屏風岩でペアを組んでロッククライミングに挑んでいたが、落石が奥寺を直撃し、右腕を骨折したままザイルで宙吊りとなってしまう。奥寺はともに落下するのを気にしザイルを切れという。しかし北沢は懸命に奥寺を引き上げ命を救った。その後美談として大々的に報道され北沢の今の地位が開けたのだ。それ以来奥寺は引け目を感じ単独登頂をするようになってしまった。
しかし再び奥寺と会った北沢は、あの時実はザイルを切ろうとしたと告白する。そして奥寺のザイルを切れという叫びで正気に戻り、奥寺を助けたと言う。ショックを受ける奥寺。
それから数日たち奥寺は再び屏風岩に挑んでいる。頂上に近づいたとき隣で北沢が登っているのに気がつく。
頂上で北沢はK2には単独登頂するという・・。それを聞いた奥寺はK2に北沢と一緒に登ると言う。
結局奥寺は自分の道具を使うことになり、ヒマラヤにつく。ベースキャンプで二人は今は天候がいいが数日以内で天候が不良になると言う情報を得る。北沢はすぐに頂上へアタックしようと言う。奥寺は反対するが、八代の息子でヤシロの後継者の智之は北沢に賛成する。奥寺もやむなく承諾し、二人は頂上へのアタックを開始する・・・・。
予想通り硬質なドラマ。石坂浩二はさすが、山本君はいつものワイルドさ・・。玉木君はちょっと優男すぎると言うか、クライマーと言う雰囲気は似合わない・・。演技はいいのだが。鶴田さんは美しい・・。素敵・・。
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