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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

海峡第3回

<ネタバレあり>
俊二を案じて朋子は朝鮮に何度も手紙を出すが、俊二の行方はわからない。
翌年、朋子は朝鮮時代の職場で世話になった上司の市岡に乞われ、伊藤の家を出、ひとり働き始める。そこで市岡と懇意の新聞記者、野中と知り合う。野中は俊二のことが片時も頭から離れない朋子を気に掛け、朝鮮の知り合いに連絡を取り俊二の行方をあたるが、俊二は母の家には戻っていないという。
思い詰めた朋子は釜山に渡ろうと密航を企て逮捕される。博多まで朋子の身柄を引き取りに来たのは野中だった。父親のような懐かしさを野中に感じながらも俊二を忘れられない朋子は、野中からの思いがけない結婚の申し込みにも応じられない。しかし野中は何年でも待つと告げる。
そんな中、一緒に帰国した岡田清美と再会する。清美は再婚したという。清美は朋子に、いつまでも会えるかどうかわからない人を待つよりも、死んだと思ったほうがいいという。
清美は人生の第2幕が始まったという。朋子にも第2幕に入るように進める。
これが最後だと自分に言い聞かせ朋子は俊二に手紙を出す。やがて返事の来ぬまま朝鮮戦争が勃発した。朋子は全てを断ち切る決心をし、野中の母に会いに行く。
そして野中とその連れ子、そして野中の母との生活が始まる。しかし野中の娘は最初朋子になつかない。そして何かとつらく当たる野中の母。
そして母は野中の助言で内緒にしていた朋子の戦後の俊二との生活を知ってしまい、激怒する。しかし家を出て行こうとする朋子を、野中の娘が引き止める。懸命に主婦として努める娘はいつしか朋子を慕っていたのだった。
数年たち、寝たきり生活になった野中の母を朋子は懸命に看護する。そして野中の母はなくなる。
昭和50年、野中が1通の手紙を朋子に見せる。それは俊二からの手紙だった。俊二は貿易会社を起こし再婚したという。そして今は末期がんで余命いくばくもないという。驚く朋子。俊二は釜山まで会いに来て欲しいといっているという。朋子は行かないというが、野中の進めで会いに行くことになる。
大きい邸宅で朋子を待っていた俊二。そして俊二は連れて行きたいところがあるという。翌日俊二の乗った車椅子を押す朋子。二人は玄界灘を一望できる崖の上にいる。
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