俊二は強制送還された後、2度も米軍に拘束され、母もその間病気にかかってしまう。瞬時は後になって母が朋子から瞬時宛に来た手紙を全部日本に送り返してしまったことを知る。それでも母を責められなかったと話す。そしていつしか俊二は朋子を追いかけることが帰って智子を苦しめることになるのではと考えるようになった。そして朝鮮戦争が終わった後、貿易会社を起こし、そこで働く若い女性と結婚したと話す。
朋子はもう夢には出てこないでと俊二に話す。うなづく俊二。
半年後俊二は亡くなる。そして夫の野中もその3年後に亡くなってしまう。しかし朋子は今も健在である・・・。(終わり)
うーん。まあ長い時代の話で、少々走りましたかな・・。朋子が野中に心を傾けるのも、清美の振りがあるとはいえ何か急すぎるというか。野中の母の嫁いじめもどこかでみたような、娘が急に朋子に心を許すのが何か唐突。ここらは朋子が気持ちを戻す大事なシーンだけにちょっと残念。
まあ最後の爽快感は少しだけどこの思い歴史がらみの話、一定の意味は有ったのかな?
写真は現在の釜山港です。(ウイキペディアより画像お借りしました)
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