白夜行第1回の感想(つづき)
時間がたち父を殺してしまったとつぶやき呆然とする亮司に、雪穂は亮司の手から鋏を取り自分だって頭の中で何回でも殺した。だから自分が殺したと言う。雪穂は二人は会ったことはないことにすると言う・・。二人はドアにブロックをつんであかないようにし、ダクトから抜け出した。
その後同じようにダクトで遊んでいた子供が死体を見つけ。亮司の家に刑事の笹垣がやってくる。笹垣は亮司にも質問する。亮司はあのビルで父を見かけたことはないという。笹垣は亮司がわずかに微笑んだのを見つけ、訝る。
亮司は自分のしたことにさいなまれ毎晩悪夢を見る。
雪穂は亮司を避けるように外のベンチで図書館から借りた小説を読んでいる。二人の仲のいいのを知っている司書の真文が声をかける。そして桐原君とは話さないのと言う。父の件で遠慮していると言い訳をする雪穂。雪穂は亮司に手紙を書くつもりと言う。
警察の捜査が進み、洋介が多額の金を引き出していることがつきとめられる。洋介の顧客名簿から文代が浮かび上がる。雪穂はいきなり自宅に来た刑事に、表情を変えず応対する。訝る笹垣。
捜査はさらに進み、文代が多額の謝金を返している事がわかる。笹垣は文代に警察に出頭するよう連絡する。その夜酒に酔っている文代は、警察に呼ばれたことを雪穂に話し、殺したのはあんただよね。でも誰にも話さないからと言う・・。雪穂はある覚悟をし、母親に二日酔いの薬だといい、風邪薬を飲ませる。これは睡眠薬代わりとなる。母親が寝入ったのを確認すると雪穂はガスの栓を開ける・・。
警察に文代が雪穂と無理心中したと連絡が入る。しかし運良く雪穂は助かる。雪穂に話を聞く笹垣。笹垣は雪穂が微笑したように感じる。訝る笹垣。
体調を回復した雪穂は笹垣に証拠の鋏を返してもらう。
その後笹垣は転勤となり、捜査本部は解散となる。
亮司は無理心中のことを聞きびっくりする。図書館司書から手紙の事を聞かされ、雪穂の家をたずねるがすでに引っ越したあと、気がついた亮司は図書館にとって返し、返された小説の中にある手紙を見つける。そこには亮司とは永遠に会わないとかいてあった。
PR