結婚できない男
第3回
育子が夏美に会いにやってくる。夏美が症状を聞いてもどうも何ともない様子。信介の話ばかりしてゆき、扇子を診察室に忘れてゆく。
一方、叔父のマンションを借りているみちるに、修繕費積立金の滞納通知が来る。叔父がマンションの修繕費積立金をみちるが払うつもりでいたことを知る。みちるは滞納している積立金を払えるあてがなく途方にくれて信介につい愚痴をこぼしてしまう。
信介は英治にみちるの事を聞くが、沙織に立ち聞きされてしまい、英治はみちると沙織の3人で会い。みちるにただの友達と沙織に話してもらおうとする。なんとか沙織は納得するが、英治は途中でかかってきた携帯で深刻そうに話すみちるが心配になる。
一方夏美は育子が忘れた扇子を渡すため、信介に会う。ところが肝心の扇子を忘れたことに気がつく。育代の作戦と事情を察した信介は勘定書きをひったくるとさっさと帰ってしまう。
信介は仕事に戻ると、予算の兼ね合いで当初の設計を変更せざるを得なくて臍を曲げていたが、自身の設計哲学を変えなくてコストダウンをする案を考え出し、早速麻耶に連絡する。
麻耶はマンションのモデルルームを見ていると水のないバスルームの浴槽に入っている夏美がいる。麻耶は夏美にマンションを購入するつもりと聞く。夏美は見に来ただけという。麻耶は住宅のプロデュースをしていて、信介たちの設計事務所に仕事を紹介していると話す。そして信介の住宅へのこだわりを話す。
信介はバーからの帰り道。みちるがスナックからみちると客らしい男が出てきてみちるはいやいやながら愛想笑いをして客を見送っているところを目撃してしまう。
夜、信介はみちるに修繕積立金の滞納のことを問いただし、スナックに勤めているのは辞めるようにいい、お金を貸そうとする。
しかしつい皮肉をこめた言い方になってしまう信介の言い方に切れたみちるはお金をたたき返してしまう。
数日後みちるの部屋に夏美がやってくる。みちるは埼玉の実家に帰るという。そして信介のことを話す。みちるは傷ついたと話すが、夏美は口は悪いし、むかつくことも歩けどそう悪い人じゃないと思うという・・・。ベランダで酒を飲みながら話す二人。ところが信介もたまたまベランダに出ていて二人の話を聞いていた・・・。
今回も展開は地味だけど、細かい話が何かおかしいし、会話が自然ですね。夏川結衣さんがとてもいいです。
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