結婚できない男
最終回
信介は手巻き寿司を食べているところに新聞の勧誘が、モニター画面で販売員の後ろにみちるが通るのを見つけ、後ろの人はとってませんよという。しばらくしてみちるがやってくる。新聞を取ることになってしまったといい、ストーカー事件のお礼を言う。そして口ごもりながら信介に思いを打ち明けるが、信介はケンに気をとられ生返事。みちるは部屋へ帰ってしまう。
信介はTV出演することになりプレッシャーによる胃痛で又も夏美の元へ、みちるから信介に気持ちを伝えてほしいといわれていたが、話の様子ではケンちゃんのことととっていて話が伝わっていないのに気がつく。TV出演の話を聞き信介に「そのシャツで出るんですか」という。信介は帰宅するとメールで写真を送り夏美にシャツを見立てもらう、あきれながらも付き合う夏美。
TV収録、しかし中川家でTVを見ているとインタビューの冒頭部分が使われるだけで肝心の信介のこだわりの言葉がカットされていた。TVを見ていた育代が突然倒れてしまう。病院では一過性の不整脈とのこと。安堵する信介。
自分の気持ちが伝わっていないことを聞きがっかりするみちる。その夏美との電話を千鶴に聞かれ英治らが知ってしまう。
引越し前にみちるの部屋に皆が集まることになったが、みちると信介が部屋にいるだけで他は誰もこない。英治らは気を聞かせて二人にしようというのだ、そこにみちるが呼んだ夏美が現れる。そして信介と夏美は又話の流れで言い合いになってしまう。黙って聞いていたみちるは信介と夏美の会話が痴話げんかっぽいと思い、突然涙ぐみ二人に出て行くよう怒鳴ってしまう。
翌日すっかり吹っ切れたみちるは夏美に、夏美が桑野のことが好きなんじゃないですかといい、うまくいくといいですねと明るい顔で話すのだった。
育代の退院で迎えにきていた信介に偶然出会った夏美はついにあなたとは言葉をお互いにぶつけただけ、ドッジボールしてただけ、あなたと言葉のキャッチボールをしたいといい、信介に思いを告白する。(つづく)
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