忍者ブログ

おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

Drコトー診療所(最終回)

<ネタばれあり>
五島先生は彩佳の手術に、看護師としての将来を考えてリンパ節の切除はしない方向でと鳴海先生に話す。鳴海は合わせたい人がいるという。
志木那島診療所、代診の三上先生が診療所に来ていたが、島民たちは診察を受けようとしない。三上は和田に礼別島に赴任してばかりのときもそうでしたからという。三上は五島のいる島に来てみたかったという。
東京、鳴海は自宅に五島を連れて行く。寝室には鳴海の妻が寝ていた。鳴海は5年前自身で妻の手術をしたが結果はこうだったと話す。手術前に教授に呼ばれて身内の手術はやめたほうがいいといわれたという。しかし自分はそれを振り切って手術をした。結果はこうだった。そして五島に彩佳に特別な感情があるのだったらオペの前にこういう結果もあるということを知っていてほしいという。黙り込む五島。
彩佳の病室。五島と剛洋が顔を出す。彩佳は喜ぶ。剛洋が廊下に出た後彩佳は五島に胸の形を元に戻す再建手術はしないという。乳がんの手術のことをいつまでも覚えておきたいという。癌の患者さんの世話をするときに自分の味わった思いを確かめられるようにしておきたいという。何もいえない五島。
彩佳のオペが始まる、五島はあきおじのわらじを履いている。病理検査の結果が届き癌の転移は見られないという結果。リンパ節を残して手術は続くが意外な出血で五島は動揺し手術道具を落としてしまう。そして五島の脳裏には彩佳の不安な表情が浮かび思わず後ずさりしてしまう。五島に大声で注意し患者が彩佳であることを忘れろと言う。そして位置を変えてフォローしようとする鳴海。しかし五島は平静を取り戻し手術を続ける。
無事手術は終わる・・。
ソファーにぐったりして座っている後藤に鳴海は声をかける。すばらしい手術だった。しかし五島に鳴海は自分の妻の手術で感情に走ってしまった。五島が島の患者のことを家族と思うのは重過ぎる。それは偽善じゃないのか、五島先生の自己満足じゃないのかと言い放って立ち去る。
五島は母に電話をする。母は五島が高校生の時代に盲腸の手術をして助けてくれた柏木先生がなくなったと話す。
母は柏木先生がなくなる前、まさかあの健助君が、医者になるとは思わなかった。それも、大学病院を辞めて、離島の診療所で、たった一人で頑張っているとはって・・。先生ね、よくおっしゃっていたそうよ。あなたのような生きかたを、医者なら一度はしてみたいと思うことがある。だけど、なかなか実行に移せるものではないって。
母の言葉に涙する五島。(つづく)
PR