NHK土曜ドラマ「フルスイング」第1回
プロ野球の名打撃コーチ・高林導宏は、58歳にして所属球団からコーチ契約の解除を言い渡される。他の球団からのオファーもなく、悩んだ高林は仕事の合間に通信教育で得た教員の資格を生かし、誘われるまま福岡の高校で教育実習を受ける。
58歳の新人に指導教諭の天童や担任のあやたちの反応は冷ややか。高林は黒板に大きく「夢」と書き、生徒達の夢を聞いていくが、生徒達はしらけ気味で実習は上手くいかず、立ち往生の高林。
しかしそのとき一人全く言葉を発しない生徒・森が心に残り、翌日から森に声をかけ始める。しかし森は反応しない。実は森は両親の借金が原因で一家離散し、今は叔父夫婦の厄介になっているのだ。心に大きな傷を受けた森はその日から言葉を発しなくなった。
高林は生徒の名前を覚えるため、生徒の写真を撮影する。そしてそこで生徒の夢を聞いていく。これが功を奏し生徒達と打ち解けることが出来たが、森は相変わらず写真を撮らせず会話をしない。
しかし校庭で高林が女子生徒たちを撮影していたときに、そばにいた森は、高林に撮影のアドバイスをする。森はカメラマン志望だったのだ。
そして教育実習最後の日、黒板に再び「夢」と大きく書く高林。「夢」を持ち続ける事の大切さを熱く語る。
その後プロ野球の球団からコーチのオファーがあったにもかかわらず、それを断り翌年高林は福岡の高校で教師をはじめる・・。
高橋克美さんいいですね。似合っています。高畠さんらしい、ちょっと優しい感じもしますがまあ本当の教育は次の回からでしょう。吹石さんはお父さん(元近鉄守備走塁コーチ;吹石徳一)のつながりを感じさせる。まあ偶然かしらと思いますが。先生らしいです。
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