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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「HANA-BI」

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監督 北野武 
出演 北野武 
 岸本加世子 
 大杉漣 



WOWOWで観賞。
97年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。

北野映画は、「菊次郎の夏」「座頭市」を拾い見だけ。
通して見たのは最初か。やはり残虐シーンが散見されるが1シーンの時間は短い。台詞は短く。ドラマ性とかは全く念頭にないのか。象徴的な映像。北野画伯の絵は独特な感じ。映画を助けているのかどうか。
深さは感じられる。堀部(大杉連)の苦悩はわからないでもないけど。詩情さえ感じられる映像の流れ。
なんと言ったらいいのか。なんとなく感じるものはあるけど、どうも説明できないものもあって。この人らしいのかもしれないけど。
何か淡々とし過ぎて、西の妻の悩みとか。、どうももう一つ遠いような気もするんだけど。そもそもそういう感じを狙っていないのかもしれない。
なるほどやっぱりヨーロッパ的な映画なのか。大島渚氏にも通ずるものがあるのでは。

★★★★
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映画「半落ち」

再見、やはりなかなかの感動作。吉岡君の若い裁判官の父親のエピ。あの判決も、彼の考え方も納得は出来ますが、もう一つ煮え切らない部分も。でもあのドナーのエピはいいと思う。



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市川森一氏追悼番組でNHK大河「黄金の日日」第1回を再見する

再見すると言ってもこのシリーズを見ていたかどうかは記憶にない。
配役は今では考えられないほど豪華。
高橋幸治さんが信長、緒形拳さんが秀吉をそれぞれ再び演じているのが面白い。
(このエピではおそらく悪役の面<支配者>ということだろう)

全編DVD化されているらしい。総集編もDVD化されているらしいのだが、
購入したとしてもいつ見られるのか。
「花神」の総集編も再見がとん挫したままなのだ(T_T)


相棒7「特命」

再放送を含め3回目の視聴だろうか。今回はブルーレイレコーダーで高画質で視聴。最初のエピ(でも時間はこれが大部分だけど)は意外に楽なミステリー(しかも倒叙形式で犯人はわかっている)。右京さんと尊の最初の相棒コンビの色がわかる。面白いがちょっといやらしい。ラストのエピはつけたしっぽいけど。この悲しいエピを追加したたほうがよかったのか。ちょっと微妙。

CS放送で映画「最後の忠臣蔵」を見る

吉良上野介邸討ち入りの後に、大石内蔵助から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門。16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。その後京都を訪れた寺坂は、討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門の姿を見かける。実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた子どもを、保護して育てよと言うものだった。
(以上goo映画より)

監督 杉田成道 
脚本 田中陽造 
原作 池宮彰一郎 

出演 役所広司 (瀬尾孫左衛門)
 佐藤浩市 (寺坂吉右衛門)
 桜庭ななみ (可音)
 山本耕史 (茶屋修一郎)
 風吹ジュン (茅野きわ)


忠臣蔵の大石内蔵助にちなんだフィクションからふくらませた人情話。
佐藤浩市さんと役所広司さんのストイックさと男っぽさ、いい感じ。ななみちゃんが可憐。和風でお姫様っぽいのが合っている。いい流れだし、でも・・・
家族のない浪人がいきなり赤子を、女郎上がりの女性の助けがあったとしても大人になるまで育てられるだろうか。また可音の婚礼にあの時点で旧赤穂藩士があれほど集まるだろうか。また堂々と???
討ち入りからまだ17年、旧赤穂藩士の派手な動きは幕藩体制的にどうなんだろうか。
でもまあいい話だけに文句はつけにくい。佳作

★★★★

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TV放映の映画「ナイト&デイ」を見る

理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男と運命的な出会いを果たすが、男の正体は重要な任務を帯びたスパイだった。男との出会いから、何度も危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめる。
(映画屋comより)

主演:トム・クルーズ、キャメロンディアス
監督:ジェームス・マンゴールド

典型的なハリウッドアクション映画。流れが速くとても面白い。キャメロンディアスが守られる女というのは似合わないけどな、ちょっとおばさんくさいあのキュートな姿を見るとまあこれでいいのではと思ってしまう。
某BS曲のサービス月間で申し込んだんですがね。吹き替え版なので字幕版で見たいところだけど。DVD借りるほどではないなー。各国にロケし映像はとても美しい。やはりハリウッド、お金があるな~、うらやましい。

★★

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TV放映の映画「虹をつかむ男~南国奮闘編」を見る

出演: 西田敏行, 小泉今日子, 吉岡秀隆, 哀川翔
監督: 山田洋次

虹をつかむ男の続編、前作とキャストは主演二人を除いてつながってはいない、まあそれはいいのだが田中邦衛さんが前作のオデオン座映写技師から、この作品では亮(吉岡秀隆)に絡む節子さん(小泉今日子)のお父さん役でありゃーという感じ。
映写機が壊れて宴会になってしまう(南国らしい?)流れ。西田さんの個人芸がいっぱいなわけで、楽しいがなんだかな。
松坂慶子さんの絡みも小泉今日子さんとダブって地味なエピになってしまったというわけで、どうもシリーズ化の足掛かりとはならなかったのか。まあ「釣りバカ日誌」が始まってしまったのでこちらで稼ぐという松竹の思惑なんだなー。

珍作★★

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TV放映の映画「虹をつかむ男」を見る

平山亮は就職試験に失敗して柴又の家を飛び出し、旅の果てに四国・徳島県の小さな町に辿り着いた。亮は白銀活男が経営する古ぼけた映画館・オデオン座でアルバイトとして働くことになる。活男はこの町で映画の灯を守り、映写技師の常さんや映画好きの町民たちと土曜名画劇場を催していたが、それはメンバーで幼なじみの未亡人・八重子に捧げるものでもあった。活男は八重子が開く喫茶店“カサブランカ”に毎日顔を出しては映画談議を繰り広げるが、彼女への想いだけは口にすることができないでいた。活男は巡回映画にも出かけ、小学生ひとりのために過疎分校を訪ねたり、上映時間について役場課長と言い合ったりしながら、名画を上映していく。
(以上GOO映画より)

監督:山田洋次
出演:
西田敏行、吉岡秀隆、田中裕子、田中邦衛、

映画の中で名画が映写される、オマージュの面が強くて、結局ストーリーとしては、失恋と映画館閉鎖の危機に見舞われるという単純な話。
山田洋次さんらしい勝男像。そしてもともとは寅さんシリーズを撮影する時期だったこともあり全体としての渥美さんへのディディケイトにするということのような気がします。
名作映画引用時間が長く(それはそれで面白いのですが)肝心の本筋が地味になってしまったのか。西田さんの個人芸(田中邦衛さんのものまね)がちょっと鼻につく。
いい感じではありますが何かもうちょっとの出来。
続編は一本ありますが、おそらくは釣りバカシリーズが人気を博したため以後このシリーズは作られなかったのか、もう数本は見て見たいような気はしますが。どうなのか。

 ★★

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映画「卒業」を見る

大学を卒業し、周囲の期待も高まるばかりのベンジャミン。妖艶なロビンソン夫人に誘惑され、虚無感を抱えつつも彼女と肉体関係を重ねてゆくベンだったが、彼女の娘・エレンと出逢ったことで、彼の心に変化が起こる。いつしかエレンに情熱を注いでいくベン。それに応えようとするエレン。二人の関係は静かに近づいていくが、それに怒ったロビンソン夫人がエレンにベンとの関係を暴露してしまう!傷心のエレンは別の男と結婚しようとするのだが・・・。(AMAZON解説より)

【キャスト】 ダスティン・ホフマン/キャサリン・ロス/アン・バンクロフト/マーレイ・ハミルトン/リチャード・ドレイファス

【スタッフ】 監督:マイク・ニコルズ

見ていなかったんですよねー。名作なのに。前半のロビンソン夫人のあたりはちょっと濃くて、疲れるんですが。ダスティン・ホフマンの坊やっぽさがいい感じ。スキューバのモデルでの虚無感とかニューシネマらしいのか。やはりラストのすっきり感が気持ちいい。その後のよくいわれる不安感も。まあ普通な感想です(^v^)

★★★

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