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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

相棒3「警官殺し」を見る

近隣の住民から評判のよかった長谷川巡査がトカレフで射殺された。長谷川巡査の葬儀の取材をしていた美和子は意外な人物を見かける。それはかつて薫が1課時代にかかわり、また長谷川巡査が逮捕したこともある阿部だった。3日前も長谷川巡査から職務質問をされて逃げる途中に近隣住民のおばあさんにぶつかってしかも阿部は長谷川巡査の射殺された日に近隣住民から目撃されていた。トリオ・ザ・1課は阿部を逮捕するが・・・。右京はおばさんの家族にあてた長谷川巡査の手紙に注目する・・・。

また最後には警察内部のからみか・・・。まあこのどろどろな感じが微妙なリアルさがあるのだけどね。まあまあの出来。
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相棒3「潜入捜査」を見る

右京と薫は小野田官房長の内密の依頼で、過激派に資金援助をしている疑いのあるヴェンチャー企業の経営者、北潟の会社に、警備員と、設備管理員と言うことで潜入し捜査をする。北潟に会社に以前潜入していた公安の捜査員の森本が行方不明になっていたのだ。ところが北潟あてに切断された片腕が届く。そしてその後角田課長がオフで釣りの最中焼け爛れた片腕のない死体を吊り上げる・・。
一方薫は森本の恋人と思しき社員の聡子に接触するが・・・。

これは面白いな。出来がいい。まあ作った設定ではあるんだけど、最後のオチといいうまく流れている。右京さんが梅干が嫌いだとか、カーチェイスで右京の運転技術が凄いなど。(でも新相棒;尊のラフな運転は嫌いのようだ??)

相棒3「第三の男」を見る

特命係に新しく陣川警部補が配属される。陣川は自分の部屋に指名手配された容疑者の写真を貼り付け、検挙に挑もうとしていた。しかし2回も誤認逮捕をしてしまい。結局は特命係に左遷されてしまう。しかし懲りない陣川はまた自分の部屋の向かいのマンションに住んでいる女性が手配中のアベック強盗犯の一人と言い張る・・。
仕方なく右京らは陣川の部屋で向かいのマンションを張り込むことになるのだが・・・。意外な事実が・・。そしてなぜか陣川はその女性に恋してしまう・・・・。

あの陣川君の最初のエピソード。原田龍二君がいい味出してますねー。でもまだこの時点では青臭いけどな。その後出てくるエピではちょっと大人になってますがね。まあ最もやることは同じようなキャラ・・・。
海音寺課長の竹中直人さん。まあいつものエキセントリックな感じは若干出ていますが、でもわりと普通で、相棒の雰囲気を壊さないようにと言うことでしょうか。

相棒3「女優」を見る

朱雀官房長事件で与党上層部から検察に圧力がかかり、右京は免職されてしまう。しかし麹町東署の海音寺課長の計らいにより右京は所轄の事件の捜査に加わることになる。
事実上、亀山との名コンビが復活する
所轄の事件とは有名女優の小峰夕月と彼女のマネージャーが女優の夫を殺害した事件だった。当初夕月は屋敷に押し入った暴漢ともみ合いになり、誤って同じ部屋にいた自分の夫を暴漢の銃で射殺してしまうことになったと供述するが・・・。右京は疑問を持ち・・・。

まあ最後には右京も亀山も特命係に復職するのですが・・。前後編と話を伸ばした割には最後の犯行動機のねたばらしはちょっと作ったかな。

相棒3「双頭の悪魔」を見る

亀山薫はいきなり特命係から麹町東署の捜査一係に配属されてしまう。
現場復帰に喜ぶが、右京の事を考えると複雑な亀山。そんな亀山に右京はなぜかクール。
一方、首相官邸で盗聴器が発見される。首相秘書官の大八木は同じ秘書官の加賀谷とともに沢井首相補佐官に疑いの目を持ち、疑惑を沢井にぶつけるが・・沢井に一蹴される。ところがその後沢井が自宅で自殺死体となって官房長官に発見されたとの知らせが入る。
大八木秘書官は沢井の死を訝る。
しかし流れは自殺の方向へ。ところがかつての法務大臣の瀬戸内が沢井を殺したと警視庁に出頭する。瀬戸内の真意を悟った右京は事件担当となった亀山と捜査を始める。
そんな亀山には心配事が、どうも美和子がフリーの業界ジャーナリストの皮手袋と付き合っているらしいのだ。そんな皮手袋は、女性二世議員の片山雛子を追っていた。それもなんと中年の朱雀官房長官との不倫スキャンダルそして朱雀の裏工作による雛子の党機密費の不正使用だった。
その件で皮手袋が追っていたのは雛子の秘書小松原だった。雛子の父の時代から使えている小松原は雛子に朱雀の件を忠告するのだが、逆に雛子に秘密にしておくよう恫喝される。警察の事情聴取が迫り思い余った小松原は自殺してしまう・・・。
事情をつかみかけている右京、しかし決定的な証拠がない・・・。

3回連続、2話を録画し損ね、DVD借りてしまいました。
首相秘書官の自殺から端を発しての、首相官邸内の事件。ところで首相は出てきませんねー。
官房長官の本田博太郎さんが濃いー。
エピ自体も濃い話しで、相棒らしい。
木村佳乃さんがクールで悪女でいいねー。まあこういう女は嫌なんだけど。ここまでの悪女役はやってないんじゃないかなー。こういうことも出来るんだ。

御宿かわせみ第2章「麻布の秋」を見る

かわせみに小田原からの客おもん(原日出子)が泊まる。 おもんは麻布の菓子職人と所帯を持つが、別れて大工と再婚し小田原に住む。その夫が亡くなって、再び江戸に出て来たのだ。
その頃、麻布狸穴の方月館へ出稽古に行った東吾は、虫の音を聞き分けて楽しむ「虫聞きの会」に参加する。
その縁で、菓子職人の弥助(大門正明)の娘おすずと知り合う。おすずは機織りの名手で気立ての良い娘だが、嫁に行きそびれ、父親との二人暮らしだった。その弥助の家を、おもんが訪れる。おもんはおすずの母で小田原の大工といい仲になってしまい、駆け落ちしたのだった。いきなり帰ってきたおもんをおすずは受け入れることが出来ず。東吾を頼ってかわせみにやってくる・・・。

今回もおもん親子の仲直りに動く東吾とるい。いかにも御宿かわせみらしい人情話。派手な話ではありませんが気持ちがしっとりします。いい出来なのではないでしょうか。

相棒5「バベルの塔」を見る

2005年の大晦日。右京と亀山は小野田官房室長に誘われ富永議員のカウントダウンパーティに、富永議員は元刑事の楓にボディーガードを頼んでいた。楓は耳の不自由な娘のはるかをパーティ会場に連れてきていた。
議員はPM10に楓と婚約発表をするつもりでいた。ところがはるかがいなくなってしまう。あわてて探し回る楓に娘を預かっているという電話が入る・・そして楓には誘拐犯から驚愕の指示が・・・。





<ネタバレあり>
最初にあのシーンを見せておいて、あのオチ。うまいなー。まあリアル感はどうかと思うけどな。狙撃手があそこでずっと待っているというのはどうなんだろう。まあでもこの振りを見せるわけには行かないしね。なんとかすっきり感も出たし。結局誰も死なないというわけで。やれやれ。
そうはいっても最初の夫をあそこで生かすのか、なるほど。遠藤君の演技はちょっと?だけどね。寧々さんがうまいだけに。比べてしまう。
ところで犯人役の中村綾さんが濃いね。濃すぎるかな。

相棒7「最終回スペシャル・特命」を見る

警察庁の神戸尊警部補は警視庁特命係に配属される。特命課の噂を聞き複雑な心境の神戸。早速特命係にやってくると肝心の杉下警部と連絡が取れない。ようやくある村で独自に捜査している事を知り神戸も村にやってくる。そして杉下は、ある若者の描いた絵から独自の推理力を働かせ、ある犯罪が行われた事を知る・・・。

うーんひねった話ですねー。相棒らしいな相変わらず。
ついに新相棒がお目見えですが、どうも亀山君とはまったく違ったクールな人で、意見が対立することも・・まあこのあたりが8の見所でしょうね。

再放送相棒5「女王の宮殿」を見る

被害者の遺体探しに借り出された特命係の二人。容疑者の嘘で遺体がここにはないことがわかり撤収となるが二人はそれを知らされずにその場所に取り残されてしまう。
迷った二人は捜索現場近くの大きな屋敷にたどり着く。その屋敷のオーナー、ファッション業界の女王モナミが自宅でたまたま開いていたパーティにゲストとして参加することになるのだが・・・。

なるほど、犯人は複数いたのか・・。面白いな。大空真弓さん、らしいな。ラストシーンもいい感じ。グラスマーカーのエピもおしゃれ・・たまにこういうセンスのよさがあって。それほどのミステリーでもないのだがなるほどと思わせる。

再放送の「相棒6、琥珀色の殺人」を見る

有名なウイスキー評論家の勝谷が何者かに殺害された。現場には高級スコッチが残され、勝谷が飲んだらしいことがわかる。しかし、現場に残されたウイスキーの種類と飲み方に杉下は注目する。
勝谷が評論に取り上げる予定の店のリストのバーテンダーにかつて右京らが捜査した殺人事件の犯人の三好の名前を見つける。右京と亀山は三好の店に出かけるが・・そこで注目したのは・・・。

かつての殺人犯が出所して同じバーテンダーとして働いている・・。今回は彼がどう関与したのかしていないのか。面白いミステリーですね。最後のオチもうまい。無論お話ですから都合がいい部分がありますが気になりません。秀作。
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