NHK土曜ドラマ「夏の一族」 TVドラマレビュー 2017年07月07日 0 「春の一族」「秋の一族」に続く山田太一作のドラマ。戦争の傷跡が影を落とす男と女の人間模様を描く。会社員の藤田明(渡)は自動車設計部門から販売店に異動になり、セールスに励むが成績は上がらない。家庭では平静を装うが妻の久子(竹下)はそんな明との間に距離を感じていた。そこへ娘の奈美(宮沢)の結婚話が持ち上がるが、明は二人の結婚を認めず、奈美は家を飛び出す。(以上日本映画専門チャンネルより)山田太一作品。1995年放送渡哲也さんが、慣れない自動車セールスマンに、上司(藤岡琢也)にいじめられながらも、自動車の専門知識で独自の顧客を開拓。その顧客の息子とのエピから広がる、まあ最後は予定調和だけどこれでいいのか。すっきり感はあるし。あの養母の(籍は入れなかったという)スピリチュアル体験もメンバーが集う流れ。微妙だが、まあいいか。何せ渡さんがいい感じ。こんな立派なセールスマンなら必ず客はつくでしょう。エンジンの話じゃなくても。まあ渡さんがリストラ対象になるということでも微妙だけどね、設計部門時代での上司との意見対立という話なら納得も行くけどな。でも文句をつけるほどではないけど。 PR