映画「鉄道員(ぽっぽや)」(高倉健追悼)
北海道のローカル線、幌舞線の終着駅・幌舞。駅長・佐藤乙松は筋金入りのぽっぽや。職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた……。
監督
降旗康男
原作
浅田次郎
出演者
高倉健
大竹しのぶ
広末涼子
小林稔侍
主題歌
坂本美雨『鉄道員』
撮影
木村大作
WOWOWにて、これは放送のみかな2回目です。
後半の広末さんとのシーンが何ともセンチで泣かせる。
この当時は68歳だが現実に68歳はそう老けてはいないんだけど、ここでは老けメイクで、老いを感じさせることで切なさを表現している。
ストーリーとしては後半ファンタジー色がきついのだが、ここらが泣かせどころなのかな、まあ渋すぎきつすぎるぽっぽやとしての人生を描いているのだが。おそらくは原作よりは不器用さや頑固な感じを強めて、健さんとしての意味合いを出しているような。
あとは大竹しのぶさんが抜群に良い。健さん映画では共演女優の実力が高いのだが、ここでもそうなんだな。
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