クライマーズハイ(後編)の感想
後半では・・遭難対策本部に張り付いていた記者の神沢から対策本部から事故原因と思われる情報が漏れたという。県警記者クラブの狭山にウラ取りを命じ、自分は上司に出来るだけ締め切りを引き伸ばすことを願う。
日航機事故の遺族らしき親子が新聞社にやってきて、新聞を買いたいと言う。悠木は教えられた自販機に向かう親子を追いかけ、過去の事故の記事が載った新聞を渡す。親子は悠木にお礼をいい、事故原因が知りたい、記事にしてほしいと話す。
ウラ取りに手間取り、締め切り時間を引き延ばす悠木に、原稿の遅れで販売部から抗議する部員たちが編集部に押しかけ大混乱となる。悠木は必死に配送用トラックの鍵を渡すまいとする。しかし時間切れとなり、遺族の親子の話を思い出し、確実にウラの取れなかった悠木は情報の掲載を断念する。結局翌朝大きい新聞社が同じネタを掲載していた・・。またもや悠木は皆の信頼を失ってしまう。
自動車事故で家族を失った娘が尋ねてくる。娘の兄はかって悠木の部下で、ある事件の被害者の顔写真を借りるように命じられ、途中で交通事故に会い亡くなってしまう。娘は兄の新聞記事の扱いと、日航機の被害者の扱いとが違うことに抗議し、新聞の読者投稿欄へ同じ内容の投稿をしたいので掲載してくれと言う。悠木は逡巡するが、娘の熱意に押されOKする。そして担当者に日航機墜落をいたむ読者の投稿特集の中にこの投稿を掲載することを強く依頼する。翌朝編集部へ読者からの抗議が殺到する。内容が他の読者投稿とは異質だったからだ。しかし日航機事故の遺族からの抗議はなかった。でもついに怒った社長が編集局へ来る。責める社長に、悠木の気持ちが分かっている編集局の全員で悠木をかばう。しかし悠木は自分がやったと告白する。社長は悠木に地方局への配置転換を命ずる・・。
うーん面白い。前半を見逃したのは残念。硬質なドラマ。男ばかり(女性が一人いるけど・・)の職場。もみあうシーンはさすがに迫力ある。佐藤浩市さすがにうまい
。石原さとみが投稿娘に・・。うまいなー。
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