ジャッジ〜島の裁判官奮闘記第5回
三沢恭介(西島秀俊)は久しぶりで休みを取り、家族で行った自然観察会で知り合った観察員の新元みづき(遠藤久美子)から、自然環境を破壊する大美島リゾート建設構想を差し止めの訴訟を受ける。
一方、畑夏海(浅野温子)は、東京の弁護士事務所から、そのリゾート開発を進める会社に力を貸すよう依頼される。リゾートホテルの開発を担当する麓一平(岡田浩暉)は、大美島の出身で島の自然をこよなく愛し、環境保護に十分配慮した計画であることに自信をもっていた。そして原告側の新元みづきとも幼なじみでもあった。
そして裁判が始まる。恭介は、被告側が提出した証拠書類のなかで、建設による原生林の地下水への影響があいまいな表現であることに目をつけ、原告と被告の双方に地下水への影響の調査を命じる。そして法廷では、双方の調査の結果、影響なしと明言する被告側と、影響がないとは言えないとする原告側とが真っ向から対立する…。
しかし一平は夏美の事務所でもうひとつの調査書類を眼にする。それにはリゾート施設の建設によって浅い地下水脈に影響を与える可能性があると書いてあった。驚く激怒する一平。
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