悩んだ未散は退職を決意するが、真壁に退職届を受け取ってもらえない。たまたま会社の恒例の鍋パーティの日だったため、引き止められ鍋パーティに誘われる。鍋を食べずに別室に離れて一人でいる未散に、未散の努力でひきこもりから抜け出て、会社の寮にいる信吾が料理を持ってきてくれる。驚く未散。そこに元気になった早川が現れる。謝る未散に別にあんたのせいで傷ついたんじゃない。彰は、ハローワークへ行ったのは、未散を見返すためという。就職すれば未散の顔は見なくてもよくなるからという。未散は仕事を辞めるつもりというと、彰はいいんじゃないの、あなたは肝心なところでいつも逃げる。人間関係を怖がっていては引きこもりやニートと同じ。やめたって逃げたって楽にはならへんよ。必死で働く姿を見せてくれよと言う。
そばで聞いていた矢沢や真壁は、未散の仕事は相手を支えているけど同時に相手から支えられているんだという。
未散は言う。働くって言うのは傷つけたり傷つけられたりして誤解もあったりして、そんな中でも自分を見つけられる。そんな気がします・・。矢沢は未散に退職届を返す。未散はそれを破り捨てる。
早川家。未散が来ている。早川の父の保が帰ってくる。未散は保の定年の日ということを彰に話す。そしてお父さんに本音を話すのは今だという。
彰が未散が保に花を持ってきてくれたことを話すと、保は彰に働くことのすばらしさを自分が見せてやれなかったといい謝る。彰は働く意味はよくわからないが、これから働きながら探すという。そして定年退職おめでとうという。早川の父は涙する。
半年後、早川彰はパン屋で働き始める。働く理由はまだわからないという・・・。
いいですねー。ちょっと予定調和というような気もするけど一定の結論は必要ですから。萩原聖人がいいですね、ちょっと理屈っぽいニート。でも傷つきやすい・・。屈折してますがそのあたりうまく作っています。
杉本哲太君のちょっとヒステリー気味だけど豪快なような。そして近藤正臣の代表。いいです。肝心のときに決めてくれる。
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