フルスイング第3回(つづき)
学校のグラウンド。阿部を見かけた高林は「自分が高校球児の時には、甲子園は、無理やったからね。監督になって今度こそ、いう気持ちが抑えられんのです。でも今は、選手と、あんたが、全力で頑張ってる。だから、わしは全力で応援する。それだけじゃ。」阿部は「こんな時、あなたならどうするやろうと思います。明日の試合、よかったら見に来て下さい。」
阿部はそう言うとグランドに戻っていく。高林は行くと約束する。
夜、高林の家に中村がたずねてきてバッティングを見て欲しいという。高林は指導はできないと断るが、中村の指を見て「いい手じゃ。よう練習してる手じゃな。」「これなら大丈夫!なんも変えんでいい!今までどおりでええんじゃ。」と激励する。
翌日県大会本選準々決勝。1点差で負けていて9回裏、それまでノーヒットの中村に打順が回ってくる。中村は阿部監督に、自分に代打を出して欲しいという、しかし阿部は「勝っても負けても、お前の最後の打席や。3つ来るストライクのうち1個でいい。フルスイングしてこい!」「自分に自信を持て。そのままでいいんや。」と中村を打席に送り出す。中村はヒットを打つ。しかしランナーはホームに滑り込むがアウトとなってしまい試合終了。桜台高校予選敗退が決まる。
試合終了後阿部は選手とともに関係者に応援のお礼を言う。そして高林に監督を譲りたいと話す。しかし高林は阿部とともに指導したいという。選手達は阿部にやめないでと訴える。
こうして高林は阿部とともに野球部の指導に当たることになる・・・。
いよいよですか。実際には2年間が過ぎるまではサブに回って表に出ないことなのでしょうか・・。実は現実には・・・。ドラマもそういう方向になるのでしょうか。来週は大田先生の話になって、野球を離れるようなのですが・・。
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