しかし英子は由次に再会しても記憶がないといい。自分には子供がないという。ショックを受け茫然自失のマリエ。しかし由次は冷めた感想を言う。すると英子の部屋に入る若い男が・・。男が又出てきたところを捕まえ、男に話を聞くと、やはり彼は英子の義理の息子、光太郎だった。光太郎は母が若年性の痴呆症にかかって記憶をなくしていると話す。そして自分はかすかに由次に覚えがあるという・・。
数日後、光太郎が由次を尋ねてくる。由次は光太郎に英子の話の原稿を渡す。感謝する光太郎。
マリエはダンサーの娘に会い。子供と一緒に暮らした娘の気持ちが分かったとはなす・・・。
ちょっと渋く、濃さを消している仲代達矢といつになく気合の入っている佐藤江梨子の組み合わせ。英子親子のいい話。これは感動的。
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