映画ベストテン
○ジョゼと虎と魚たち・・題名からして面白いのですが、なんと言ってもお聖さんの原作が映画化されたので、若い人の映画なんだけど、見に行きました。障害者の恋愛をこんな形で書いているのは、とっても不思議なんです。けっして文部省選定的にはならないのがいいなー。
○ブラックレイン・・まあやくざ物は嫌いなんですが、ここでの松田優作は凄いなー。遺作となったのは返す返すももったいない。元気だったら渡辺謙さんに先駆けてハリウッド俳優になっていただろうに・・。高倉健もでている・・。健さんちょっと食われているような。
○真昼の決闘・・あちらにも書きましたが、西部劇が好きだったので、これは西部劇と言うよりもサスペンス性が高くて面白かったんです。ストーリーがリアルタイムで流れていくんです。(2時間ほどで終わるドラマだと言うこと)
○お葬式・・・伊丹映画です。この方が映画を撮られるとは思わなかった、ずっと俳優で来て、本も出されて、面白いんですね本がね。NHKの歌謡番組の司会もして(しらないでしょうなー)、そこでとちってねー(確か生放送です)。
映画は上映時間がちょっと長いのですが、ハウツー物と言う側面もあって・・。とにかく面白かったです。何か口コミで評価が上がって、見に行ったときは久々に映画館が満員で、オーッと思いましたが。
今はだいぶ事情が違って、日本映画は元気が出てきたけど。このころはまだそういう状況でなくって、マイナーな映画が多かった。お客さんは少なかったです。
伊丹映画は日本映画としては芸術性よりは面白さを前面に出している当時としては珍しい路線だった。なくなられたのは残念だけど。
PR