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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

絶壁ー山岳警備隊疾走(はし)る

<ネタバレあり>
NHK富山製作。全国放送でははじめての放映らしい。
山岳警備隊の水越は妻の連れ子が心を開かないことで悩んでいる。それはやはり山岳警備隊員だったその子の父とのかかわりに有った。そのせいか水越はどうも遭難者の捜索で無理をしてしまう。ある日小さな女の子の遭難の連絡が入るが、水越の上司は現場ではなく、連れの母親への事情聴取を水越に指示する。母親に話を聞くが、母親の証言のあいまいさに不振は抱くものの、証言どおりのコースを探すよう、捜索隊に連絡する。しかし夕方になっても子供は見つからない。不審に思った水越はバス会社に確認をし、子供の乗車はない旨の証言を得る。母親を問い詰めると子供とはぐれたのはうそだという。いったん捜査を打ち切り、母親をホテルに宿泊させるよう手配する。しかし水越は、母親の忘れ物のハンカチに子供の名前が縫い付けてあったことを知り、警察の連絡をとり母親には実際に子供がいることをつきとめる。そしてホテルから逃げ出した母親を追いかけ問い詰めると・・・・。

ミステリ仕立て・・。母親との子供のかかわりを、水越の子供とのかかわりとシンクロさせ説得力あるつくり。寺島しのぶはさすが、こういう陰のある役はうまい。杉本哲太は渋い感じだが好演している。こういう役は合ってますねー。時間(90分)は水越と息子の関係のプロットを描くためにはちょっと短いかな。
うーんこういうドラマはすぐ全国放送してほしいな(BSハイビジョンでは放映されたらしいが)
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