1月期ドラマベストー2
久しぶりに、山本耕史の土方が見られた。片岡愛之助さん。吹越満さんと実力のある役者さんを得て、舞台劇のようにドラマは盛り上がる。単なる後日談だけでなく、独立した作品として魅せるなー・・。凄い。
4. きみの知らないところで世界は動く
すてきな青春ドラマを見たような・・・、主役3人の関係がうまく絡んでとても甘酸っぱい・・個人的には遠い昔の話。最後に大人の和哉とカヲルが再会し不思議な懐かしい感じで終わる・・。カヲルの病気のシーンが生々しく不思議な青春の一途さを持ったある時期を見たような・・。少年と少女の子供から大人になる感じは微妙に違うのか・・・。ちょっと考えさせられるようなドラマ・・。
5. 風のハルカ
久しぶりに納得の行く朝ドラ。何よりも村川さんがうまい。いかにも朝ドラの主人公と言う感じ。常に前向きで・・。
男どもは皆どうもしょうがないな。これは大森さんのつくりなのかなー。でも黄川田君は、本当に最後までしょうがないキャラをよく好演したと思う。黄川田君、最後は話の流れで影が薄い感じ。ちょっと残念。
なんとなく、松岡君の猿丸が最後までかっこよく本音を見せない感じで、ここらがちょっと納得いかないというか、お父さんやハルカにもうちょっとぶつかっていく感じがいいのじゃないのかな。
後は三浦理恵子の意外な村崎さんのキャラが面白いかな。いっけいさんは相変らずのヘタレキャラですが、終わりごろは何とか報われそうな感じでよかったのでしょうか。
真矢みきさんは結果的にはこの固さがうまく役に合ったのかな。ずっとキャラ的には変わらずでどうもお父さんとはよりを戻しそうにない感じが出てしまったのか。
このドラマ、朝からいい気持ちにさせることでうまく作っているのじゃないか・・。
その他
(連続)
「けものみち」
白夜行と実は設定は似たような感じなのに、説得力がもうひとつ。やっぱり米倉さんは美しいけど怪しさは少ないなー。いっそ怖いキャラにしたほうがよかったのかな、でもそれじゃ共感されないしな。
平幹さんのフィクサーはやはり作りすぎ?原作の古さが思い起こされるような。
やっぱり佐藤浩一さんの小滝がいいな。最初はおとなしく、徐々に本性を現してくるという・・。原作とラストをなぜ変えたのか。民子がけものみちを歩くと言う気概が伝わりづらかった。残念。
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