美和子と食事のため高層ビルのレストランで待ち合わせていた薫は、近くのビルの屋上から飛び降りようとしている若い女を見つける。屋上へ駆けつけた薫、若い女性は国家公安委員でもある神林教授の夫人で、男を殺してしまったという。しかし彼女が死体をそのままにしていた彼女の車にはだれも乗っておらず血痕の跡もなかった。驚く特命係の二人。
神林教授によれば妻は精神を病んでいるという。納得できない二人は独自に捜査を開始する。
最後の右京さんの引っかけ、やりますねー。まあしかしスクラップ工場で死体に気づかないかとか、なんだか。
まあそこらは気にしないということか。でも出来はいいけどね。
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ダイナマイトを腰に巻いた男が薫を人質に警視総監室にたてこもるが右京の機転で男を取り押さえる。しかし特命係の二人は内村刑事部長から大目玉をくらってしまう。納得できない薫は翌日デパートでサボタージュ。するとトイレの中に勢い込んで駆け込んできた男が紙袋を隠したのに気がつき、薫は紙袋の中に入っていた社員証を頼りに、その男の勤務先へと向かう。が、現れたのは秘書室次長の麗子という美女。持ち主の男・三木は休暇中だという。薫は美しい麗子に少し心を動かされつつも、紙袋を返す。
翌日、三木の水死体がとある川から発見された。所轄署で三木の遺体の状況などを調べた右京は、何者かが三木の所持品を調べていた形跡を発見。薫の話ではあわててトイレに駆け込んできたというから、もしかして何者かに追われていたのかもしれない。ということは酔って川に転落したという事故ではなく他殺!? となると、あの紙袋の中にあったカバンも単なる忘れ物ではなかったのかも…。事件は急展開の様相を見せ始めた!!
(公式HPを参考にしました)
これが相棒の最初なんだ。まあ2時間ドラマのプレシーズンもあるようなんですがそれはまたいつか・・。かなり右京さんが亀山君に対してきついですね。ここらが相棒7あたりと違うのかも。このころ亀山君は1課に戻りたいばかりですねー。でも相棒の雰囲気をもうすでに備えています。純名りささんがさすが怖いですねー。女性は。
ちなみに早くも「花の里」が出てきますが一般のお客さんもいますねー。珍しい。その後のシリーズでは特命係御用建の店と化していますが。それとどこか作りが違います。改装でもしたんでしょうかね?
マジシャンを引退し、今は後輩を育てる立場の南大門。教え子としてかわいがっている若い女性マジシャンの交際相手のマジシャンをマジックの最中に飲み物に薬品を入れて殺してしまう。
古畑は殺人のテクニックを見抜けず、悩む。
故山城新吾さんがベテランマジシャンを演じる。さすが、もったいないな〜。これだけ演じられるのにな〜。体調さえ維持していれば・・・。惜しい。
またまた赤い洗面器の話が出てきます。ここでは話の途中に被害者が毒を飲んでしまいオチは聞けません。
若林は妻の不倫相手を殺害し、帰途たまたま出会った知り合いの鴨田を自分のことを証言されないために殺害する。殺す前鴨田は自宅に電話して留守番電話に若林のことをメッセージとして入れたため、若林は鴨田宅に行き留守番電話のメッセージを消す。するとそこになぜか古畑がやってくる。どうも鴨田が古畑の財布を拾って警察に届けたらしいのだ・・。古畑を刑事と知った若林はとっさに鴨田になり済ますが・・。
これは面白いですね。ちょっと変わったミステリー。古畑がどのタイミングで別人と気づくのかがこの話の幹です。風間さんがうまいです。
ものもらいを病んだるいとお吉は神社に厄落としのお参りに行き、そこで牡丹屋敷に住む視力が衰える病にかかっていた小雪に誘われ牡丹屋敷へ・・牡丹作りの兄・岡本彦四郎とともに暮らす小雪。
ある夜、彦四郎が釣り舟から転落、溺死する。
調べると、屋敷が名刀を狙う盗賊の根城だったとわかり…。
久々に捕り物の話。まあ多少ひねりがほしいような感じもあるけど、人情話としてはいい作り。小雪さん(渋谷琴乃)はもっと可憐だったらな〜。お医者さんの宗太郎の話というのは・・・・?
ちょっと変質狂的な若い科学者。深夜に観覧車に爆弾を仕掛ける。しかし乗ってきた自転車の鍵をなくしてしまい警備員に呼び止められ、仕方なく殺害してしまう。翌朝、偽装のための身代金要求の電話を遊園地の管理会社に掛ける。しかしなぜか警察からの爆弾処理のために呼び出されるのだった。計算外のこと、しかし科学者は平静を装う。古畑は警備員の死体のそばの鍵のチェーンののカケラに気づき・・。
ここでの木村君がいいです。まあHERO並みにあっている役なんじゃないかな。最後のトラップがいいですね。秀作。
推理作家の友人の医師は作家の妻と不倫をしていた。医師の結婚を迫る妻に嫌気のさした医師は妻を殺し、作家へは作家の妻への気持ちを振り向かせたいがための狂言自殺を利用し本当に作家を殺害する。しかし古畑は作家が狂言で書いた遺言書に目をつける。
古畑さん駆けつけた作家の家でいきなりゲーム。ちょっとここらの感覚はまあミステリーコメディなんだけど、どうもなー。後半の医師とのゲームのやり取りの振りと思いますが。まあここらが古畑らしい、リアル感よりも犯人との対決をとるというわけか。
規律に厳しい女学園の女教師。生徒の意見を聞き規律を緩めていこうとする男性教師を殺害する。しかし、女教師ヨリエは規律に従うあまり証拠品を残してしまう・・・。
沢口靖子さんがストイックな女教師。似合っています。このキャラっていろいろなドラマで顔を出しています。まあ今時こんな学園があるのかと思いますが・・・。
かつて孫娘を殺された小暮警視、犯人の出所を知り殺害を決意する。そしてアリバイとして薬物捜査の張り込みを装うのだったが・・・。
これは菅原文太さんの貫禄かな。この人の犯人役は聞いたことがないけど。こうした大物が出演するのも古畑の面白いところ。古畑さんが先輩刑事としての敬意を最後まで払うのがいいな。
付き人に恋人を奪われた人気DJの中浦たか子。深夜のDJ放送中のわずかな間に放送局の駐車場で中浦の上がりを待っていた付き人を殴り殺す。そして何食わぬ顔で放送に戻る。中浦への嫌がらせの手紙の捜査のため放送局に来ていた古畑は、不可能と思われた短時間でスタジオから駐車場に出る通路があることに気づく。しかし決定的な証拠がない・・。
ころはとにかく桃井かおりさんがいいですね。まったくDJのまま。DJの放送中のセリフ回しは台本のままでしょうか。あの早口での放送はすごい。第1シリーズでは出来はトップかな。ミステリーの切れもいい。
そしてあのオチが不明の赤い洗面器の話も出てきます。