<ネタばれあり>
瑞恵を解任した芝野は、伸彰を社長に据えサンデー社の大胆な改革に乗り出す。出し抜かれた鷲津は、拝金主義者として世間からも激しい“ハゲタカバッシング”を浴びる。窮地の中、鷲津はマスコミ受けのいい瑞恵を再び担ぎ出す。そんな鷲津に、かつての純真さを取り戻して欲しい、と訴える由香。
工事現場の労働で生計を立てながら、ネットの株取引で資金をため、密かにIT会社の起業を企む治。
様々な思惑が絡み世間の注目となったサンデー社の行方。最大債権者のホライズンインベストメントは、スポンサーとなるべく伸彰のバックのMGS銀行に対し入札による札束合戦に参入する。
緊迫した入札が続く中、理想と現実の間で苦悩する芝野は、会社が金で買われていくマネーゲームへの反感から、現銀行を辞職することを決意。
由香にサンデー社の現経営陣がMGS銀行と行っていた不正の情報を入手し伝える。
勝利した鷲津はサンデー社に多額の個人的経費を負担させている瑞恵に資料を突きつけて切る。結果としてサンデー社を蘇らせる。そして会社として成長させ売却する・・・。
うーん見事などんでん返し。面白いですね。芝野はこれからどうするのでしょうか?
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美咲は町にさまよい出る。するとあのペットショップの店員がやってきて美咲に「佐藤さん・・」と美咲の本名を呼びかける。驚く美咲。
男は美咲の免許証を差し出す。それはペットショップで犬を抱いたときに犬に持ち物を汚されて、そのときに忘れた車の免許証だった。
男は、自分は美咲が小学生のとき同級生だったという。小学生時代美咲がいじめられたときにかばってくれた男の子だった。男は美咲に見せたい場所があると美咲を自分のバイクに乗せる。
着いたところは美咲が通っていた小学校だった。そして校庭に連れて行かれる。そこの花壇には花がいっぱい咲いていた。美咲が種をまいていたときの花壇だという。
男の子は美咲が動物や花が好きなやさしい子だった。それは今でも変わらないといい。美咲を慰める・・・。
しばらくして美咲は家賃の安い小さいアパートに移り。ベランダに鉢を置いて花の種をまいていた・・。
香里奈さん。きれいだけどちょっと毒が少なめでクラブのホステスさんには似合わない。前川さん(佐野史郎)は大物には見えない。しかしなりよりもペットショップの店員(後で同級生とわかるのですが)この人(カバちゃん似)がちょっと影が薄い。肝心な役なのになー。
<ネタばれあり>
過剰なまでの整形手術やヒアルロン注射により美しさを磨き、この店の上客の前川のバックアップにより高級会員制クラブでのナンバー1を勝ち取っている美咲。美咲はぱっとしない容貌のことで子供のころいじめられていた。そのトラウマから美しさに過剰なまでにこだわるようになる。
前川は美咲をかわいがり、ほしがるものは何でもプレゼントしてくれる。美咲の部屋には前川からのたくさんの高級な装身具が飾ってある。
美咲はペットショップに立ち寄る。気になる子犬がいたのだ。店員の若い男からかわいい犬を進められるが一人暮らしなので外出しているときに待っている犬がかわいそうといい、飼おうとはしない。
ある日クラブに新しいホステスが来た。名前をユカといい、美咲に挑戦的な態度をとり、前川を自分のものにするという・・・。ママからユカを紹介された前川は、時々美咲でなくユカを指名するようになる。そしてある日前川は店から帰るときにユカをつれて帰ってしまう。ショックを受ける美咲。
美咲は再び整形外科へ行きもっと美しくなりたいという。美咲は医者にはもうこれ以上整形するところはないといわれてしまう。
しかし整形外科から出てくるところをクラブの仲間のホステスたちに見られてしまう。
夜、出勤するとなんとなくホステスたちの様子が変、更衣室から出てトイレを行く振りをして更衣室の様子を立ち聞きすると、美咲が整形をしていたのではとの噂話が聞こえてくる。美咲はショックを受け店で倒れてしまう。
しかし何とか前川の前では平静を保つ。するとユカが美咲に別の客が来ていると呼ぶので言ってみるとあのペットショップの店員だった。美咲は店の出口へ男を連れて行きここはあなたのような人が来るところじゃないと追い出してしまう。
前川のところに戻った美咲は、店が終わってからもご一緒したいと自分から前川を誘う。
店の出口に前川と行くとペットショップの店員が立っていた。無視して車に乗る美咲。自宅で前川に抱かれる美咲・・。
しかしその後前川は、美咲のしたことにがっかりしたという。若いホステスが入ってきたことで動揺してこういう手段に出る女に育てたつもりはないという。もうこれが潮時とはき捨てる。ショックを受ける美咲。
<ネタばれあり>
香奈は大学の水泳選手。年齢は20で、水泳の競技年齢としてはピークを迎える年だがこのところタイムが伸びていない。コーチから浴びせられる厳しい言葉。そして水泳一家の実家の父からも毎月のように栄養剤が送られてくる。それを毎日飲んでいる香奈。同級生の彼氏からの誘いも断って練習に打ち込むが、ある日コーチがマスコミのインタビューに応じているのを立ち聞きしてしまう。コーチはタイムが伸び悩んでいる香奈は大会のエントリー選手からははずすという。
ショックを受ける香奈。そして最近いけない習慣になっている化粧品店から口紅を万引きしてしまう。ある日それを彼氏に見つかってしまう。
自暴自棄になった香奈。カラオケに誘われた見知らぬ男に犯されそうになってもみあい腕を怪我をしてしまう・・・。結局怪我のせいで選手の望みは絶たれてしまう。
そして香奈は何度か通りでまったく動かず銅像のパフォーマンスをしているピエロ姿の男に話しかける。どうしてそんなことをしているのかと・・・。
VTR見てないので多少ズレがあるかもしれません。どうも。
加藤ローサさん。主演で見るのは初めて。いい感じじゃないですか。話も4作のうちではもっとも自然でいいんじゃないんでしょうか。最後のピエロの語られないメッセージに気がつくのは、まあここでも予定調和なのですが、今回はいやではありません・・。
重松清、「定年ゴジラ」を読みました。
2001年NHKでドラマ化されましたが、このときは若かったので、もうひとつピンとはきませんでしたが、いざ自分がその年になってみるとちょっと感じるものがあります。なかなか長編なんです。ドラマではまああまり記憶はないのですが、短かったような。
話は、主人公の住んでいる分譲開始からはやや年月のたったニュータウンでの、主人公のなんと言うこともない定年後の日常を描いています。
面白いです。こういう環境ではないのですが、なんとなく身につまされます。
<img src="http://www.geocities.jp/kazu1059jp/4062731096.09.jpg">
傷ついた遥は帰宅する。父が待っていて、遥に明朝犬を連れて一緒に公園に行こうという。いらついた遥は父に不満をぶつける。父は負け犬だとはき捨てる。そして遥は工場を飛び出す。気がつくとさっき父が言っていた公園に来ていた。いつのまにか雪が降ってきてサクラのつぼみが膨らんでいた。遥はそこで子供のころ捨て犬を見つけたことを思い出した。子供の遥はこの犬を買いたいと父に訴える。父はそのとき、この犬は捨てられて、人に裏切られ傷ついているんだ。飼うのなら遥はそんな思いをさせないと約束できるかといわれる。遥はそのことを約束し犬を飼うことになる。遥は今の自分は人を裏切って傷つけていることに気がつく。
遥はまじめな父の行き方を思い出す。工場の製品に納得できないことがあるとすぐに責任を認め発注元に謝る父。お父さんは自分らしく生きられればいいという。
遥は涙する。すると追いかけてきた父と飼い犬がいた。遥は父に謝る・・・。父はただ微笑するだけ・・・。
エリカちゃんがうまいなー。蓮さんはちょっとしょうがない。へたれすぎ。へたれた人がいい人というわけではない。今回は予定調和がひどい。お金をかけて騙してもらうというのはあるのかな??
<ネタばれあり>
零細な部品の工場を経営する父の仕事の挫折のショックで、娘の遥(戸田恵梨香)は出会い系カフェにサクラ(客に見せかけ実は店が雇った交際相手要員)として登録し、複数の男との店外交際で男からプレゼントをさせ、貰った物を質屋に売り払い金を儲けていた。
遥は帰宅しても、工場を閉鎖してしまい毎日飼い犬と戯れている父とは会話をせず、まじめだが不器用な父をバカにしていた
しかしある日、偶然出会った若いサラリーマンの光輝と知り合う。
すっかり光輝を気に入った遥は出会い系カフェの客を放っておいてその男とだけ交際するようになる。
遥は自分を有名大学の大学生と言い、父は大きい会社を経営していると嘘をついてしまう。ある日遥は光輝と待ち合わせてタクシーに乗るが、そのタクシーの運転手は父だった。遥は驚く。タクシーの中でも光輝は父の会社の話をするが遥はあいまいな返事しか出来ない。
おつりを受け取る遥に父は客に対するお礼を言うだけでほかに何も言わない。
ホテルでベッドを共にした後、光輝が会社の命令でアメリカに留学しなければならなくなったといい、遥も一緒に来ないかと誘われる。
遥が帰宅しても父は遥に何も言わない。父は母に遥ももう大人だからとさびしく笑うだけ。
翌日、遥はいままでの嘘を告白しようと光輝の部屋に行くが、話を聞いた光輝は冷たい態度だった。驚く遥に追い討ちをかけるように、遥がネットカフェで男を食い物にしていたことを叱責する。
そして隣の部屋から出てきたのは冷たくしていたネットカフェの遥の客の一人の和田だった。
和田は遥に、だまされるということはどういうことかと知らせるために金を出して光輝を雇ったという。光輝は黙って部屋を出て行く。
逃げ出そうとする遥を、和田は捕まえて襲おうとするが、やがて和田は自分のしていることに嫌気が差し力を抜いてしまう。そして遥に出て行くように言う・・。
<ネタばれあり>
TVで見ました。
たそがれ清兵衛に続く庄内地方のある藩を題材とした時代劇。
隠し剣鬼の爪とは、主人公の宗蔵が最後に心ならずも討たなければならなかった剣術道場で同門の武士。その恨みを果たすために短刀を使った武術のこと。何かどうも仕事人のような・・・。
永瀬正敏がナチュラルな強いけどちょっと大人しめな武士、宗蔵を演じる。松さん演ずるきえはかつては侍女として主人公の家に仕えていたが商家へ嫁に行ってしまう。しかしそこでこき使われ体を壊してしまう。昔から思いがあった宗蔵はきえを商家から救い出し、屋敷で休養させる。商家とは離縁をさせる。
しかし武士と町人。身分違いで思いはあってもどうしようもなく、きえの体調が戻りきえは実家に帰ってしまう・・。
永瀬君うーんちょっと淡々としすぎのような、立ち回りはいいのですが、松さんは相変わらずうまい。一定のよさ。それだけに永瀬さんのちょっと不器用な感じが際立ってしまう。
やっぱり比べてはいけないのだがたそがれ清兵衛の真田君のほうが数段いいのではないかな・・。
病院のICU裕紀の母が来る。裕紀はこの病院に入院している白血病の患者だと母親は言う。もう長くないという。
母は裕紀が気になっている子がいるという。その子のことが書かれているノートを見せる。ユリはその子が自分だと気づく。病室の窓からはあの廃墟のビルの屋上が見える。今日もその窓の外を見ていて急に飛び出したという。母はあなたのことをずっと気にしていた。そのことを知ってほしいと話す。
帰宅したユリは、留守番電話のメッセージに裕紀の声が入っていることを知る。そこには自分の病気のこと、窓の外を見てユリの行動が気になっていたことを告げる。そしてユリに、生きるということは意味がある・・。といっていた。メッセージは途中で切れていた。
1ヶ月がたった。ユリは相変わらずコンビニで働いている。でも裕紀はもう店にはこない。永遠に・・・。
ユリは生きる意味なんてわからなくてもがんばってみようと思う。すると変われると思う・・・。
いきなり重い・・。第1シリーズよりこれはきついかな。さとみちゃんはうまい。佐藤隆太君はいいんだけど。余命いくばくかの患者には見えない。久しぶりに丘みつ子さんを見ました。懐かしいです。変わってなくてお若いですね。
<ネタばれあり>
自殺願望のあるユリ。コンビニの夜勤が終わると立ち入り禁止の廃墟のビルの屋上に行き柵を乗り越える・・・。しかしそこに佇んだあと再び柵の中に戻る・・・。これを繰り返していた。
ある夜、コンビニの外でダンボールの整理をしているユリ。コンビニ前の駐車場で酒を飲んでいた若者たちの一人が酒に酔い、ビール瓶を割って切れ端を仲間たちにかざし暴れて切りかかろうとする。ユリは魅入られたようにその若者の前に立ち、傷を負ってしまう。
それを見ていて驚く店員と客。そして客の若い男がユリを追いかけて声をかける。男は裕紀と名乗る。無視するユリ・・。
昼間、ユリは心療内科で定期健診を受けている。
<ユリの家は母子家庭で、子供のころは母からかまってもらえなかった。高校生のときユリがリストカットしたときでも、母親はユリのことが理解できないと言い。医師にユリのことを押し付けてしまう・・。>
病院の帰り、裕紀と出会うユリ。逃げるように廃墟のビルの屋上に行くユリ。しかし裕紀が追いかけてきた・・。ユリは死ぬか生きるかここで決めるという。決めないと生きられないという。裕紀はユリの言葉に固まってしまう。
裕紀とユリは電話番号の交換をする。何日かがたったが裕紀はそれからコンビニには来なくなった。ユリの部屋の留守番電話にはメッセージは入っていなかった。
又1月がたち心療内科で検診を受けるユリ。医者には又何も変わったことはないというユリ。
ユリは母のところへ電話をする。母は電話をしてきた理由を聞く、そのことに切れてしまうユリ。そしていつもの口げんかになってしまう。廃墟のビルの屋上に向かうユリ。柵の外に立つ。今度こそ飛べるという。そこに裕紀が飛び込んできて、ユリを柵の中に戻す。
いつも邪魔されると怒るユリ。裕紀はユリに頭を丸めたと帽子を取って坊主頭を見せる。ここから出ようとユリの手を引く裕紀。しかし裕紀は急に倒れてしまう。