恭介の娘麻衣子は恭介の判決が曲解されての大人たちの噂話を聞いた子供たちからいじめの標的になってしまう。
恭介は、老人同士の借用書の無い貸し借りの訴訟に振り回される。
そして初めての少年事件に遭遇する。少年を鑑別所に送る決定をし、少年に申し渡した後、少年は裁判所から逃げ出し行方をくらましてしまう、少年の母親から事情を聞いた恭介は、少年の小さいときの思い出話から立ち回り先に気がつく・・。
西島君の淡々とした感じや、逡巡するところが、まあこの人の持ち味なんだけど、それが結果的にうまく行っているようです。
子供たちの関係とか、まあちょっといい話に持って行き過ぎかなと思いますが、恭介の麻衣子への話はいい感じ。
PR
大阪地裁で知的裁判権を専門に扱う裁判官の三沢恭介(西島秀俊)は多忙な日を送っていた。家庭を顧みない恭介に妻の麗子(戸田菜穂)は小学生の娘の麻衣子(桝岡明)を連れて出て行ってしまう。ある日恭介に鹿児島県の大美島への転勤の内示が出る。恭介の母の助言でこれを機会に家庭の修復を計ろうとする恭介は、妻と娘に大美島行きを提案する。そして大美島に支部長として赴任した恭介には多くの未決の事件が待ち構えていた・・・。
シリアスな話し。何か放送日程が繰り上がったようでして、新マチベンと内容がかぶってますが(あちらは弁護士)、裁判シーンはさすがにリアル。ちょっと感傷的な解決と言う感じもしますがまあいいのでは。西島君は今のところ、らしいですが・・・。
メーテレ開局45周年記念ドラマスペシャル〜ガンジス河でバタフライ
前編、後編トータル120分
たかのてるこ;原作、宮藤官九郎;脚本、李闘士男;監督
旅行家?たかのてるこさんの同名エッセイのドラマ化
したがってリアルな話が元となっているようです。

ガンジス河・・・画像ウイキペディアよりお借りしました。
前編;
就職活動中のてるこ(長澤まさみ)は、面接で特技の無い自分をアピールするためについ面接官に「ガンジス河でバタフライしました」と言ってしまう。
そしてそれを証明するためにインドに旅立つが、飛行場に降り立ったてるこに予想外の現実が襲い掛かる・・・。
※今日は前編。イヤーここだけでもインドの現実がわかって驚くことばかり・・。これは面白いです。まさみちゃんが徹底的にはじけていますね。さすがです。後編を期待。ちなみに中谷美紀さんが出てますが。詳しいことは後編で明らかになりそう・・・。
後編;
<えーネタバレややあり>
インドで最初に出会った日本人はシンゴという若い男(塚本高史)だった。子供たちにまとわりつかれているてるこを助けてくれ、インドのことをいろいろ教えてくれるシンゴにてるこは一目ぼれをしてしまう。しかし一緒にカンジス河に向かう列車を待っている間にシンゴはてるこの荷物を持って消えてしまう。
しかしてるこは列車の中で親切なインド人一家と出会い助けられる・・・。
そしてさまざまな苦難の果てにてるこはガンジス河にたどり着く。
するとそこにはてるこが始めてインドのレストランで食事して、手を使うことで戸惑っているてるこにスプーンを出すようにウエイターに言ってくれたエッセイストのテツコ(中谷美紀)がいた・・・。
テツコとのやり取り、そして今や何があっても動じずたくましくなったてるこは、ついにガンジス河に飛び込む決心をする・・・・。
※もう文句なくこれは今期というか2007年度でのスペシャルドラマでは一押し。原作の面白さもさることながらクドカンが時にギャグっぽい設定をおそらく入れているのだと思うけど(日本でお母さん(竹下景子)が腹話術のままで人探しTV番組に出るあたりとか??)、それにしても面白い。
又まさみちゃんがパワーがすごいですわ。正直ここまでやってくれるとは思いませんでした。
アンデュドラマプロジェクト〜3つの愛の物語
中京TVの情報番組「アンデュ」と携帯電話ドコモのタイアップ企画のようですね。
3話のオムニバスドラマですがストーリーはつながっています。
脚本;大野敏哉(1話〜3話) 監督:森谷雄(1話、3話);久保田博紀(2話)
キャラクター
佐藤愛(北野きい)
父武彦と姉小百合の3人暮らしの女子高生。母は愛が子供のころ自動車事故で亡くなっている。
佐藤小百合(辺見えみり)
母親が亡くなってからは一家の主婦代わり、そして愛の母親役としてがんばっている。結婚を控えていて、父武彦と愛の二人暮らしになるのが心配でしょうがない。
佐藤武彦(平田満)
愛と小百合の父。優しく二人を見守り。時にアドバイスをする。
千裕(夏生さち)
愛と同じクラスで愛の親友。愛と千裕は放送部員で、いつも二人でコンビを組んでお昼の校内放送のアナウンスをしている。
英司(北条隆博)
愛の恋人。なぜか愛にはそっけないがまあ照れているんでしょう?
木島店長(アンジャッシュ渡部)
愛のバイト先の店長。いつも愛には優しく、ミスした愛をかばってくれる。愛は店長とのシフト連絡用にもう1台別の携帯を持っている。
姫野先生(アンジャッシュ児島)
愛と千裕のクラスの担任。二人のことが気になり、何かと世話を焼く。
第1話恋愛トキメキ編「心はひとつ」
高校2年生の愛(北乃きい)にはサッカーがうまくてかっこいい恋人、英司(北条隆博)がいる。だが、いつもそっけない態度を取る英司に愛は物足りなさを感じていた。
ある夜、何かとかばってくれるバイト先の店長(アンジャッシュ渡部)にお礼のメールをしたら店長からデートの誘いの返信メールが入る。返事をしないままでいると、店長から誘われている同じ日に英司からもデートの誘いが・・。どちらと付き合うのか迷う愛・・。
第2話の友情ドタバタ編「友情ゼッタイゼツメイ!」
友達の千裕(夏生さち)と愛は放送部の仲間。ある日ささいなことで愛と千裕は校内で大喧嘩。それを見る担任・姫野(アンジャッシュ児島)は二人の間に入って仲直りさせようとする。しかし相変わらず二人の間には気まずい空気が・・・。
そして偶然、愛・千裕・姫野の3人は放課後の放送室に閉じ込められる。脱出の手立てを求めながら、3人は密室でお互いの気持ちをぶつけることになってしまう・・・。
第3話の家族ウルウル編「おめでと、おねえちゃん」。
結婚を控えている愛の年の離れた姉小百合(辺見えみり)。小百合は自分の結婚後、愛が父・武彦(平田満)の面倒をちゃんと見るのかが心配でしょうがない。
3人で過ごせるのも残りわずかなのに、いつも小百合に子ども扱いされることが不満な愛は、小百合に素直に「おめでとう」と言えない。そんなある日、武彦の計らいが愛と小百合の気持ちを近づける・・
いいねーきいちゃん。もう高校生そのものでリアルです・・。明るいし。
各話の冒頭での卵を割るシーンで卵がいつも崩れてしまう。このシーンが最後の話につながります。そして携帯電話を話のきっかけに取り入れています。まあここらがタイアップらしい。あと平田満さんがお父さんそれらしい。縁側で爪を切りたまにボソッと言う言葉が重いのがいいですねー。
ほっとするようないい話。佳作。
<img src="http://www.geocities.jp/kazu1059jp/sujinasi.jpg">
スジナシの名場面を集めたスジナシBOX遂に購入してしまったんですが、古田新太以外はすべて見ています。でも録画していないものもあるので購入。スジナシ、現在は月一回の放映となっていますが、まあこれは鶴瓶さんのスケジュールのせいだと思います。(ウイキペディアには、深夜放送の割りには経費が高額で予算の削減があったためと書かれています)
奥菜恵さんの回は平成12年の放送。すでに現在のスタイルになっています。
(1時間の放送。観客はスジナシを演じている隣のスタジオの画像を見ている。スジナシ終了後出演者は観客のいるスタジオに移動してそこで今のスジナシをプレビューしながらトークを展開する。)
奥菜恵さんの回
http://hicbc.com/tv/sujinashi/index.htm←スジナシトップページ。
これまでのスジナシ→今までの「スジ」一覧へ→#99
ディープな話し。すでにこのころから奥菜さんは抜群にうまい。彼女、その後私生活ではいろいろあったようだが又女優業に復帰してほしい。
<ネタバレあり>
大手シューズメーカ、フロンティアシューズの権藤常務の息子が誘拐され、高額の身代金を請求する脅迫の電話が入る。金は払うと返事をした権藤だったが、実は誘拐されたのは運転手の青木の息子だった。権藤は会社の経営権を握るための金だった3億円を身代金に使うことに躊躇をするが・・・。
これは映画は見てません。サスペンスとして面白いですね。麻薬の扱いはちょっと古いかな。犯人があの人と言うのもね、まあうまいけど犯人らしくないな。放送時間ちょっと長いかな。
佐藤浩市君いいですね。まあ早口になるとちょっと台詞が聞き取れないような、これは阿部ちゃんもそうなんだけど、それと犯行後で共犯なのですが殺されてしまう麻薬患者役が吹石さんというのはどうも似合わない・・。
会社の経営権の争いとかはなんとなく2時間ドラマっぽいけど、結局このドラマあたりが元祖かもしれない。でもその映画のTVドラマ化が逆の古臭さを思い出させてしまう。と言うのは皮肉なのだろうか。
犯人が叫ぶお金持ちへの強烈な憎悪も、今となっては古臭いのかなー。まあ原作どおりなのだからそれをいってもしょうがないのだけど・・・。
<ネタバレあり>
渡辺勘治はある市の市民課長だった。大過なく淡々と日々をすごしていたが、胃痛を訴え病院で検査を受けると医師から末期のすい臓がんと宣告される。勘治は息子の光男とその妻の一枝と一緒に暮らしているが、光男は結婚依頼父親を省みなくなっていた。そんな息子に病気のことを話せない勘治。
ショックを受けた勘治は、役所を休み酒場で飲めない酒をあおる。そこに優輝と言う遊び人風の若い男が現れる。勘治は優輝に息子のために貯金した500万の使い方がわからないから教えてくれと話す。優輝は勘治をカジノバーに連れて行くが、結局勘治は自分の病気のことが忘れられない。
優輝は勘治に自分の父を見ていただけと話し、結局勘治の金をそのまま返して去っていく。
勘治の休みの間に、市民課の仕事をやめる決心をしたと言う部下の小田切サチと出会った勘治は、サチの生き生きとした明るさに引かれ毎日サチと食事をしたりしてサチに惹かれて行く。しかし新しい職場で仕事をしているサチを追い回すことになってしまい。サチは去っていく。
勘治はサチが生き生きと新しい仕事をしているのを見て、以前陳情に来ていたが、市役所をたらいまわしにしていた粗大ごみの整理の問題にを思い出し、粗大ごみが置かれている市有地を整理して公園にすることを思いつく。
今までとは違い市の各部署を精力的に回って努力をする勘治。そして公園は出来上がる・・。
そして時は過ぎ・・・。勘治の自宅で、勘治の通夜が行われていた・・・。そして通夜に列席した市民課の職員たちは口々に勘治のことを語りだす・・・。
ずいぶん昔に原作の映画はTVで見ましたが、
今回のTVドラマは原作とそれほどには変えていないような気がします。
その分、今の時代とはどうしてもかけ離れる感じもあるし、
さすがの幸四郎さんの名演も、これは比べてはいけませんが、
志村喬さんには到底及ばないような気がする。
まあこれはしょうがないことなんじゃないでしょうか。
後半の通夜のシーン。残された職員たちのやりとり。
これは社会性が強く、
やっぱりいまどきの最後に主人公が亡くなる設定のドラマよりは、
格段に違う濃さがあります。
すでに書かれていますが深キョンさん(小田切サチ)の毒もなかなかなのか。
不思議な持ち味なんですね。
後、北村一輝(優樹)がいいな。こういう役ははまりますねー。
まあいい話ではあるけど、もしこういう状態になったら、
こう生きられたらいいと思います。(自分は無理だな・・・)
HEROスペシャル版を1年ぶりに見る。やはり面白いですね。やっぱり中井貴一さんはうまいなー。長まわしの自白場面はいい。綾瀬さんがなんとなくホタルノヒカリの天然さが垣間見える。いかにもの虹が浦支部の検事さんたち。
ありえねー。と言ってはつまらない。「あるよ」というわけかな。田中要次さんもいるし
終わりました。まあ最後も披露宴でひと悶着なんです。なんと言うこともなく解決。要するに兄弟愛ということでという、この話のテーマなんでしょうが、意図はわかりますがどうも伝わりにくかったな。
やっぱり玉山君ともこみち。どうも焦点が合っていませんな。ちょっと空回り。
田中美佐子さんもなんとなくラフな感じで、まあそういう役柄なんでしょうが、女手ひとつで男兄弟三人を育てた感じが出ていないような。魅力がありません。
国中涼子さんがキュートでまあいかにもそれなりのしっかりものという感じで、いいんだけどこれは当たり前かと。岩佐が意外にクールで面白い。
まあいかにもドラマっぽい話なんだけど、ぐっとは来ないんだけど面白くは拝見しました。