休みでね、昼間の2004年春ドラマ「愛し君へ」再放送(第9回〜最終回)を見ました。
リアルタイムでは通してみています。
藤木君のちょっとふわっとした感じで、でもシリアスな場面ではさすがにきりっとしていますが多少痛切感が伝わらない感じです。
まああまりつらい感じもいやなので・・。八千草薫さんが出ていましたがさすがですね、四季のライバルとの結婚が決まりそうという話を聞いた泉谷さんのお父さんが八千草さんのお母さんにお願いしに行く場面や、その後の富士貴君に懇願しに行く場面が印象的ですね。ちょっとラフな泉谷流なのか・・。個人的にはらしくていい感じでした。やっぱりすっかり役者なんだなあと思います。
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NHKアーカイブスでの再放送。1987年放送。
蓼科の山荘で隠居生活を送っていた老人(笠智衆)は、ある日、一人息子(杉浦直樹)が、がんに侵されて余命いくばくもないことを知る。息子の入院する病院に駆けつけるが、気の利いた言葉も見つからず迷う中、二十年前に別れた妻(杉村春子)と再会する。
(NHKアーカイブスHPより)
ほかに加藤嘉、樹木希林、倍賞美津子他
このころのNHKドラマの質は高いなー。主役が何せすごい。杉村さんが高齢なのに色っぽくてね。(居酒屋女将の役なのでということか)。すごいですわ。
杉浦さんは今の感覚で言えばふけていると思いますが(50代前半の役)。まあここらは昔のドラマなので。
<ネタばれあり>
昭夫と同じ日に福江の家にやって来た直文もまた家出をして来ていた。そこへ嫁の康子が追ってきたが、直文は「人の顔色ばかり気にして生きてきたがもう後悔はしたくない」と言い出す。居間に取り残された昭夫と康子は、お互いの家庭の不和のことで気が合い直文の持参しためんこで遊びながら、互いの家庭の危機を話す。
直文は福江にプロポーズをするが、福江は結婚しないという。しかし一緒に暮らしたいと話す。
こうして福江、昭夫、直文三人の思いがけない同居が始まったある日、福江の部屋から亡くなった夫の幸吉が仕事場で聞いていたカセットテープが出てきた。そのテープをかけながら福江と直文は物干しでラジオ体操を始めるが、その音に不機嫌な昭夫は階下に避難する。するとラジオ体操がビートルズの歌に変わった。ラジオから流れてきたビートルズを録音したらしい。ビートルズの落書きに怒って昭夫を殴った幸吉がビートルズを聞いていた。直文はその事を昭夫に告げる。幸吉は昭夫を理解しようとしていたらしい。直文はそのことを力説するが、昭夫は聞く耳を持たない。
直文は息子の文彦に福江のことを話そうと自宅に電話をするが・・・・。
出演者の平均年齢が高いですねー。書いてありませんが昭夫の幼馴染、番場小百合が昭夫に思いを寄せるということもあるし・・。渡辺えり子さんが濃いです。いやーこれは引きます。
加藤治子さんがさすがにうまい。微妙な熟年の恋を表していますね。児玉清さんの紳士ぶりも固さがいい。
<ネタばれあり>
第2回
福江の家に再び土足で乗り込んだ木部はやけに寛いだ態度でひとしきりリストラのことを嘆いて出て行った。その後をボランティア仲間の琴子は追って慰める。数日後息子の昭夫がまたやって来た。
福江は留守のようだが、隣の琴子のアパートに木部が訪ねて来ているのに驚く。琴子のパソコンを修理していたのだった。退職を言い渡されても会社に通い続ける木部は自分も関わっていた会議に乗り込み、押し合いの末勢いで閉めたドアで常務の指を骨折させ、懲戒解雇を言い渡されていた。
昭夫は複雑な思いを抱えて自室に寝転がる。そこへ福江が直文と帰ってきた。福江は直文の家に初めて招かれたのだが、冷ややかな息子の文彦の態度に、直文は取り繕うばかりで結婚したいと言い出せなかった。
福江は直文と言い争いをしながら帰宅してくる。直文は言い訳をし、福江を抱きしめキスしようとする。2階の階段から二人を見ていた昭夫は驚いて階段から落ちてしまう。
驚いて離れる二人。
木部は琴子と花やしきでデートをする。そして木部は琴子から管理職組合に相談することを進められる。だが木部はその後姿を消し琴子に会いにはこなかった。
そしてある日直文が家財道具を引っさげて福江の家にやってくる・・・。
えーこの地区で再放送が始まりました。ずっと見ていくかはわからないですが、ユンソクホ監督の四季四部作。この監督の作品は雰囲気が静かで大人向けだと思うのです。天国の階段の再放送もチラ見しましたがこれは疲れますね。基本的には感情の激しいドラマ作りのせいなのですが、声優さんのうるさいこと。
まあこれは違うことを期待しつつ。まあ相変わらず、病気とかの設定があるので・・。ここらはしょうがないけど。
ソン・イエジンさんはちょっと清水美砂さんに似てますね。若いころの・・・。
<img src="http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/k/khtatu/20070529/20070529085703.jpg">
買いましたよ。まだあまり読んでませんが、やっぱり200年ぐらいからTVドラマを見ることが多くなったのかなー。昔の民放連続ドラマはほとんど未見ですね。
それ以前はNHK土曜ドラマとか東芝日曜劇場(オムニバスの時代)がほとんど。
何か不思議ですねー。こんなにドラマにはまるなんてね。
<ネタばれあり>
2年ぶりに実家を訪れた大手自動車会社のサラリーマン神崎昭夫。家には誰もいない。子供のころからの癖で、引き出しに残っている財布の種類で母が遠出をしているかどうか調べようとしたが、そこに言葉のなまりがある若い女性が入ってくる。彼女は昭夫が財布を捜していると思い泥棒と疑う。そして初老の男が入ってくる。
男は中国人留学生らしい女性にバイトの時間じゃないのと話す。そして男と昭夫の二人だけになる。しばらくして母が帰ってくる。昭夫は一人暮らしの母福江の変化に驚かされる。茶髪に若々しい服装で、外国人留学生に下宿先を紹介するボランティアをしているという。男が帰った後、福江に男の事を聞くと、福江はカルチャースクールに通っていて源氏物語を読んでいるという。先ほどの男は荻生直文といい。元大学教授で講師をしているとの話。母の福江はそこに通っていて親しくなったという。
溌剌とした母の姿が昭夫には面白くない。そして福江は突然帰ってきた昭夫が事情を何も話さないことを気にかけている。
福江の息子の突然の出現に直文は早々に家に帰るが、嫁の康子の仕事に理解を示さない息子の文彦ともうまく言葉を交わせない。
翌朝福江の家には、ボランティア仲間で近所に住む琴子と小百合が訪ねてきて実家に背広姿のまま泊まった昭夫を囲むが、昭夫は不機嫌なままだ。
そんな時、昭夫の同僚だと名乗る男が土足で乗り込んでくる。木部というその男は、リストラ対策部長となった昭夫に退職を勧められたという。そして木部を見かけて2階に隠れている昭夫を見つけいきなり殴りかかる。止める福江。
泣きつく木部を置いて出て行こうとする昭夫の背中に、木部は「悪魔」という言葉を浴びせる。しかしそれを無視して昭夫は行ってしまう。見たことのない息子の姿にショックを受ける福江だった・・・。
どうも舞台劇のドラマ化のようです。第1回はほとんど福江の家の1階で繰り広げられる話。語りはありません。ちょっとディープな話だけど、来週予告ではなんだか不思議な方向へ行くような。まあリストラは身につまされる話なので・・。こんな自宅まで押しかけるか・・・。とは思いますが。
<ネタばれあり>
ともみは、堀田院長が重い病に侵されていたという非情な現実に打ちのめされる。時を同じくして、小康状態だった陽子の病状が悪化する。
ともみは会議で陽子の手術の執刀医を希望するが、陽子の症例の手術の経験がないことを理由に院長に反対される。しかし院長の体調が心配なことと、担当の陽子を門倉に任せて、東京の病院に入院している百合に会いに行ったことで陽子に目を離さざるを得なかったこと。それで陽子の体調が悪くなったことに責任を感じていたのだ。
彼女の手術の日程が決まり、ともみが執刀医をつとめることになる。ともみは、自分がここにやってきたのは、海外で手術する必要があり高額の費用が必要な百合の援助のため、高額な報酬で、堀田海岸病院に赴任したのだ。このことを堀田海岸病院に医師として勤めることになった友香に告白し、陽子の執刀医をつとめようとする。
しかし手術の打ち合わせ中にともみに百合の母から電話が入る。百合の病状が思わしくなく、日本で緊急手術を受けることになったのだ。動揺するともみを門倉が励ます。
陽子の手術は無事成功し、ともみは屋上で星空を眺める。ともみの携帯が鳴り、百合の母から百合が亡くなったとの知らせが入る。肩を落とすともみ。百合の母は百合がともみの病院に行きたいといっていたが。だめになったことを話し、ともみに会いたかったが、ともみは病院でそのまま働いていてほしいと言っていたことを告げる。号泣するともみ・・。
1年後堀田海岸病院でともみは働いていた。患者さんにも優しく接し評判がいい。そして医局には亡くなった院長とともみの写真が飾られていた・・。
終わりました。病院ものなので病気の話しから奥深いストーリーが展開する。ちょっと重いですが・・。いい話でもある。
怜さんがいいですね。いい感じ。後は三船美佳さんが意外な収穫でした。
<ネタばれあり>
ともみは新しい産婦人科での入院患者の陽子を受け入れる。陽子にはある事情があって、その事情をともみは聞いていたのだったが、ほかの医師には黙っていた。門倉にはそれが気に入らない。
ともみは陽子にかつて自分が研修医のときに心のつながりのあった百合という患者を思い出していた。
陽子は入院早々大量の睡眠薬を服用し自殺を図る、たまたま入院していた元医師の友香が気にしていて、発見が早かったために事なきを得るが、陽子は家族には黙っていてほしいとともみに頼む。陽子は流産をしていた。陽子は居場所のない寂しさから男に孤独を癒してもらうことを望んだが、結局男と遊んでいるときでも自分は一人だったことを知る。
友香はともみが陽子に過剰に気にかけていることを指摘し、気にかけていることがあるなら悔いのないようにと助言する。
百合のことや病院の患者のことでいっぱいのともみは門倉に後を託し一時の休暇をとる。そして上京しともみは百合に会いに行こうとする、しかし百合の母は百合が会いたくないといっていると告げる。帰ろうとするともみに百合の母は百合の病状が思わしくないことを告げる。
病状が小康状態になった陽子は、外出を医師の門倉に申し出る。
上京した陽子はかつて付き合っていた彼と会う。そして彼に別れを宣言する。
百合のいる病院から離れようとするともみ。しかしともみの携帯に百合から電話が入る。百合はともみに会うと、ともみと離れることが出来なくなってしまう。ともみには待っている人がいるからその人たちと一緒にいてほしいという。ともみは涙する。
こうしてともみは再び堀田海岸病院に戻る・・。しかし今度は院長が体調を崩していた。ともみは院長の検査結果のレントゲンのフィルムを見てしまう。それには・・・・。
相変わらず熱演の怜さん。とてもいいです。津川さんは渋い。陽子の佐津川愛美はいいな。若いのにうまいです。
<ネタばれあり>
他の病院に搬送された岸田だったが、何とか小康状態となり、本人の希望で堀田海岸病院に転院してくる。ともみは岸田に事情を話し謝るが岸田は気にしていないという。ともみは、岸田がかつて夫とともに喫茶店を経営していたが、夫の死によりいまでは店をたたみ、目的のない人生を送っていたことを知る。
ともみは岸田を運ぶ救急車を引き受けることができなかったことへの悔恨から、せめて町の住民たちの病気を未然に防ごうと、ハードスケジュールのなか、健康チェックの往診に歩くことに精を出す。
いっぽう、自分が手術を受けていたために岸田が他の病院に送られていたことにショックを受けた杏子は、岸田のために身の回りの世話をしようと岸田に頼まれた荷物を岸田の自宅にともみと一緒にとりに行く。ともみはそこで岸田のかつての喫茶店においてあったお客さんの連絡ノートを見る。そこで妹の交通事故の新聞記事の切り抜きと、妹の書き込みを見つける。そして岸田の夫の人間ドックの診断が入っている封筒を見つける。
ともみは岸田が夫は自殺したのではとの疑いを、その診断で払拭させる・・・。
岡田茉莉子さんがさすがの貫禄。やっぱりNHKすごい人を出しますねー。怜ちゃんは相変わらずの熱演。いいです。