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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。


サンダカン八番娼館望郷

大正から昭和初期にボルネオにあったらしい女郎屋に売られた日本人女性たちのはなし
ちょっと暗い、つらい話
戦後、帰国した女性に取材する記者
古ぼけた女性宅に住み込み取材する
現在になっても差別される
つらい
まあでも優れた作品か……


ありふれた奇跡

個人的に山田太一氏追悼
ダビングした最後の連ドラ鑑賞
不器用な大人の恋愛と、騒ぎすぎる?家族の行動
まあ何とかほっとするようなことはやはり、井川比佐志氏と八千草薫さんの演技によるものかと・・・


映画版「夢千代日記」

設定はTVドラマを踏襲しているが樹木希林さん以外は
大幅にキャストがドラマ版より変わっているため
違和感あり。
今回にゲストは北大路欣也さん。若い。
これでシリーズが終了してしまうのは残念



映画版「Dr,コトー診療所」

TVにて
ドラマ版より20年後の話だそうだ
いつものDrコトーの世界が広がる
相変わらずの天才的技術で、Dr自身の体調悪化の中にも大きい手術を行う
まあドラマを思いださせるにはいい映画
これはこれで・・・・

映画「晩春」

BS松竹東急にて
こういう話は今でもあるのか、何かおじさんのいいように描かれていると思うのは僻目か
まあ個人的な好き嫌いを言ってはしょうがないが原節子さんでなければもっと感情移入できたのかも?
とはいっても名作

















映画「東京物語」

NHKBSにて
何度目か、しかしかなり忘れている
奥さんが亡くなるのは帰郷してからか
淡々とした、まあそういう演出なんだけど笠智衆さんの感じ
まあリアルなんだろう
よくあるような家族の話なんだけど、これだけ魅せてしまうのは
今更なんだけど小津映画ならではなのか


映画「ラストエンペラー」

1987年制作、イタリア、中国、フランス、イギリス、アメリカ合作映画

坂本龍一さん追悼のよう
出演はちょっとだけだけど、音楽は3人の合作かな
アカデミー映画音楽賞に輝く!!

映画は溥儀の伝記なのか
国民党のクーデターで、実質的に皇帝でいたのは短期間らしい
日中戦争での満州帝国の設立でお飾りの皇帝に即位した
どこまでも利用された人生か
死刑にならなかったのはせめてもの慰めか
10年の刑の後、恩赦で釈放、その後の生活は安寧だったのか
映画ではそのように描かれてはいるが

そういう立場に生まれてしまったとはいえ、つらい人生だったのだろうか



遠まわりの雨

かつての恋人から彼女の主人の急病により工場のヘルプを頼まれた男。
最初は断ったのだが、自身の家族には無断で工場へやってくる・・
しかし・・

2010年 NTV

出演
渡辺謙、夏川結衣、、岸谷五朗、田中美佐子他

脚本
山田太一

快作、快演、健さんの存在感が良いなー。結局彼の手作業は役には立たないのだが。
ラストはちょっとくどいか? まあこのあたりが山田太一さんの言いたいことかな。