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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「Love Letter」

神戸に住む渡辺博子は、山で遭難した婚約者の藤井樹の三回忌の帰り道、彼の母・安代に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。忘れられない彼への思いから、そのアルバムに載っていた、彼が昔住んでいたという小樽の住所へとあてもなく手紙を出す。すると数日後、来るはずのない返事がきた。その手紙の主は、亡くなった婚約者の藤井樹と同姓同名で、彼と同級生だった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の奇妙な文通が始まる。
(以上ウィキペディアより)

監督:岩井俊二

出演:中山美穂(二役)、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇、范文雀、篠原勝之、加賀まりこ他

1995年作品

岩井俊二氏の25年後の最新作品、「ラストレター」につながる配役。ストーリーの設定。
この方らしいさわやかな若者たちの話。中山美穂さんの二役ってどうなのか。ラストの本に挟まれた図書カードの微妙にずれるような感じなのがどうなのか。
でも快作かな・・・。

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映画「ラストレター」

姉・未咲の葬儀に参列した裕里は、未咲の娘・鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内状と未咲が鮎美に遺した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるため同窓会へ行く裕里だったが、学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう。そこで初恋の相手・鏡史郎と再会した彼女は、未咲のふりをしたまま彼と文通することに。やがて、その手紙が鮎美のもとへ届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出をたどりはじめる。
(以上映画COMより)

監督;岩井俊二
出演;松たか子、広瀬すず(二役)、森七菜(二役)、福山雅治他

WOWOWにて。岩井監督らしい美しい風景、何か不思議なちょっと妖精のような娘たち。まあこれでいいのか。過去の淡い思い出の中で生きる主人公と唯一超毒舌でしょうがないキャラの豊川悦司さん。
実は濃い映画なのか。


相棒映画版Ⅳ

既に投稿はしていますが、再見したので。
太平洋戦争の重いエピソードをじくにした設定。
ラストはやはり地味か。とはいえ快作。
北村一輝さんの使い方はもったいないかな?

映画「深呼吸の必要」

沖縄のとある離島に、さとうきびをただひたすら刈り取るアルバイト“きび刈り隊”に応募して来た都会暮らしの5人の若者・ひなみ、修一、加奈子、大輔、悦子が降り立った。「言いたくない事は言わなくてもいい」。これが、彼らが1ヶ月余り寝泊まりする平良家の唯ひとつのルール。果たして、それぞれに“言いたくない事情”を抱えていた5人は、早速、バイトの常連・田所の指導の下、広大な畑の約7万本のさとうきびを刈り始めるが・・・。
(以上映画COMより)
2004年

監督;篠原哲雄

出演;香里奈、谷原章介、久遠さやか、金子さやか、長澤まさみ、成宮寛貴、大森南朋他

いわゆる青春群像作品か。16年前の作品で出演者が若い・・。後半のおじいの沖縄唄が楽しい。
佳作かな。


映画「驟雨」

結婚から4年。子供のいない並木亮太郎(佐野周二)と文子(原節子)の夫婦には倦怠期が訪れている。
ある日曜日、新婚旅行に行っているはずの文子の姪・あや子(香川京子)がやって来た。旅行先で花婿とケンカになったというのだ。
文子は花婿への不満を漏らすあや子に同情するが、亮太郎はついつい男の立場から反論してしまい、それがいつしか文子と亮太郎の口論に発展していく…。
(以上Amazon解説より)

原作:岸田国士
監督;成瀬巳喜男
出演:原節子/佐野周二/伊豆肇/小林桂樹/根岸明美他

結局この夫婦はどうなったのか、まあ要するに夫婦喧嘩をずっと見せられたのか。
庶民的な話としては濃いのかな。しょうがないといえばしょうがないしそのあたりがこの映画の幹かな。



映画「山の音」

戦後間もない鎌倉で息子夫婦と同居する信吾。不実な夫の仕打ちに耐え続ける嫁・菊子を不憫に思い、いろいろと信吾が彼女を気遣う中、菊子の妊娠が発覚する。
(以上Amazon解説より)

監督;成瀬巳喜男
出演;原節子、山村聰、上原謙、長岡輝子他

川端康成原作。ラストは原作とは違うらしい。どろどろした濃い話なのか。
原節子が絶える嫁を演じる。山村聰は舅なんだけど、どうも嫁をひいきにするような。
まあ昔の話ではあるが・・。家族関係など。昭和29年の作品なのでこういう風かな。
モノクロ映画。TV画面で見るとちょっと暗いけどこれはしょうがない。
個人的には名作なんだろうが。。ちょっと疲れる。



映画「めし」

周囲の反対を押し切って結婚したものの、今では倦怠期に突入している一組の夫婦(原節子、上原謙)の家に、家出してきた姪(島崎雪子)が転がり込んできた。奔放な彼女の出現で、夫婦の間にはささやかな波紋が……。
(以上Amazon解説より)

原作;林芙美子(未完)
監督;成瀬巳喜男
出演:原節子、上原謙、島崎雪子、杉村春子他

成瀬巳喜男の名作。新婚時代を過ぎて少し不仲?気味の夫婦を描く。姪がかなり引っ掻き回してくれるあたりがこの時代としては開けていて面白い。
まあ完璧なホームドラマ?なんだろうか。淡々として多少のいさかいはあるが大きな事件には発展しないあたりが肝なのか。昭和26年公開で映像がやや古いのが致し方ないところ。


映画「エイリアン2」

監督;ジェームス・キャメロン

出演;シガニー・ウィーバー、ランス・ヘンリクセン他

1986年アメリカ映画

NHKBSにて。
今回ほぼ通しで見たかな。断片的には前に見てました。
SF映画なんだけど、実質的にはシガニ―ウィーバーのアクション映画では。
まあ怖いんだけどなー。やはり引き込まれる映画。
作りは豪華?だが、話はB級といってはきついのかなー。
まあそういう映画。
終わった後のすっきり感を期待するというわけ。


映画「夜霧よ今夜も有難う」

相良は、過去に結婚寸前に婚約者に失踪された経験のある男。
現在は横浜のクラブのマスターをしているが、裏では事情のある人間の密出国の手助けをしていた。
ある日、密出国の依頼をしに東南アジア某国のグエンがその妻の秋子とともにやってくるが、
秋子はあの失踪したはずの相良の婚約者だった。
相良は出国の手助けを一度は断るのだったが・・・。

1967年、日活映画
石原裕次郎、二谷英明、浅丘ルリ子、高品格他
 
あの名画「カサブランカ」を下敷きにしているそうだ。
裕次郎の名曲にちなんでの映画化作品。
やはりこのころの日活映画の特徴なのか、ストーリーのテンポが良い。
逃亡シーンなど、つながりをちょっと切りすぎなのか?
1時間半ちょっとに収めるため?
まあこんな感じなのか。
でも快作。




映画「秋日和」

共通の友人だった三輪の七回忌で、間宮、田口、平山の三人は、未亡人である秋子とその娘アヤ子と再会。婚期を迎えたアヤ子に結婚相手をと、三人はお節介を焼こうとするが、当の本人はまだ結婚の意思がないと言う。アヤ子が結婚しないのは、秋子に対する遠慮があるのではないかと考えた三人は、秋子の再婚話を進めようとする。再婚相手の候補には平山を立て、アヤ子を呼んで説得した。アヤ子は母が平山と再婚するものと思い込み、友人の百合子に相談。百合子はあまりの独断ぶりに憤慨し、三人に猛烈に抗議する。
(以上Amazon解説より)

1960年作品
監督;小津安二郎
出演;
原節子、司葉子、佐分利信、中村伸郎、岡田茉莉子、北竜二他

まだ見合い結婚が多かった時代。年寄りが若者の嫁探し、婿探しをするという時代。
百合子さんがこの時代にしてはいいたいことを言い大人をものともしないところが痛快。
まあ最後はハッピーエンド?なんだけども。まあ年寄りたちのから騒ぎというところか。
小津作品にしては重いエピがなく、コメディタッチなのか???