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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「東京暮色」

小津安二郎1957年作品
小津作品としては最後の白黒映画。
男手一つで娘二人を育てた銀行員の周吉、このところは会話のない下の娘と、結婚したが何故か実家に入り浸っている長女のことが悩みの種。周吉は妹の重子に下の娘の明子が金を無心に来たと聞かされて驚く。実は明子は遊び人仲間と付き合うようになりその仮名の木村という男の子供を妊娠してしまう。逃げ回る木村に明子は愛想をつかしながらも追いかけてしまう。
そして周吉の長女の孝子は夫との折り合いが悪く自分の子を連れて実家にいついてしまう。
そして娘二人は出奔した母親との再会を果たすのだが・・明子にとっては悲劇の始まりだった・・。

暗い・・。小津作品決して明るい作品は少ないんだけども特に暗い。まあ最後の何とか孝子がよりを戻すようなことを予感させる感じが救いかな。
有馬稲子が若いなー。原節子がすでにおばさんっぽいのもまあこんなんでしょう。まあやはり二人ともうまい。笠智衆さんがちょっと若い感じなのかいいな。昔の映画だし当然か。
あー感想になっていない。TVで見ると画面は暗すぎ。





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NHK「夕暮れて」1983年山田太一作品

最終回。奥さんは買い物の途中で嫌になり、付き合っていた男の元へ、その男がどうしたいのかがちょっと最後までは見えないのだけど、何となく旦那さんに奥さんに対する気持ちを戻させて、復縁する方向へもっていくということかな。身を引いたということヵ。大人の判断。

まあこの先もし不倫を貫いても、奥さんは幸せになるかどうかということなのかな・・うまくいかなければ自分(付き合っていた男)も不幸になることなわけで・・ここらをドラマ的に流していくことなのかな、やや理屈っぽくはあるけど。まあ納得はできるけどね。

笠さんのおじいさんがまあいつもの飄々とした、ある意味貫禄のない義父・・微妙ですが、この人がこういう感じに出ないと息子を動かすこともできないわけでうまく作ってあるのかなー。
こういう結論は当たり前ですが・・まあこれでいいのかなー。大人の不倫?だし。

映画「海街diary」

日本映画専門チャンネルで鑑賞。

三姉妹の家族に別に暮らしていた父親の訃報が届く。そして彼女らに腹違いの妹の存在が知れるのだけども、父親の葬儀で妹に出会った長女は、一緒に暮らそうとその末の妹を誘い暮らし始める。



監督是枝裕和
脚本是枝裕和
原作吉田秋生『海街diary』(小学館刊)

香田幸(三姉妹の長女) - 綾瀬はるか
香田佳乃(三姉妹の次女) - 長澤まさみ
香田千佳(三姉妹の三女) - 夏帆
浅野すず(三姉妹の異母妹) - 広瀬すず
佐々木都(三姉妹の母) - 大竹しのぶ
椎名和也(医師) - 堤真一
二ノ宮さち子(海猫食堂店主) - 風吹ジュン
福田仙一(山猫亭店主) - リリー・フランキー
菊池史代(大船のおばちゃん) - 樹木希林
坂下美海(佳乃の上司) - 加瀬亮

漫画原作とは思えない、日本映画的なゆったりとした流れ。快作。
姉妹たちが完璧にキャラ立ちしている。女性目線の話なのに・・あきないな。






日本映画専門チャンネル・山田太一劇場「夕暮れて」#5まで

過去の作品ですがおそらく初見かと・・。NHK土曜ドラマらしい。

大人の・・というか中年から初老にかけての不倫しそうな・・・エピ。

ラスト1回を残してますが、おそらく流れから普通に戻るでしょう・・。

展開はゆっくりと進み、事実上ただ会っているか、デートしているだけの展開が続く。
まあこのあたりがリアルなんでしょうね。奥さんにとっての養父と息子(旦那)との関係も微妙に進み・・。
特にこのお父さんは笠さんがされているので、何となく貫禄がなくおずおずと・・。
でもそこらが自分の息子に夫婦関係のことをはっきりとは話せない、ちょっとドラマ的じゃないエピ。何かこんな感じなのかと・・。渋いかもしれませんがいい感じなのかも。

相棒3「ありふれた殺人」

 路上で寝ている男を注意した薫(寺脇康文)は、その男から20年前に人を殺した、と突然告白される。小見山(信太昌之)というその男は、20年前、当時高校生だった坪井里子(小林千恵)を殺害。事件は5年前に時効が成立、民事の時効も1カ月前に成立していた。その小見山がなぜ今ごろ自首したのか。右京(水谷豊)や薫に問い詰められた小見山は、誰かに狙われている、というだけで…。 
  伊丹(川原和久)ら捜査一課の取り調べに対しても「誰かが自分を殺そうとしている」と脅えるだけで取り付く島がない。が、その一方で遺族に謝罪する気はまったくないらしい。結局、「俺はもう罪人じゃない」とうそぶく小見山は、怒る薫をよそにさっさと署から出て行ってしまう。
  薫は右京に誘われるように20年前の里子殺害事件を改めて調べることに。当時担当だった港(清郷流号)によると、里子に目立ったトラブルがなかったことが逆に捜査を難航させたとか。その港にとっては刑事になるきっかけになった事件だという。 
里子の父・貞一(上田耕一)が特命係にやってきた。里子を殺した犯人を教えて欲しいという。どうやら小見山が自首したという報道を見たらしいが、当然復讐を防ぐため教えるわけにはいかない。里子を殺されたショックに貞一の妻・幸子(吉村実子)は手首を切り自殺未遂までしたという。そんな苦しい胸の内を語る貞一に、同情する薫は唇を噛む。
  小見山が何者かに殺害された。遺体の状況から手口が20年前の里子の殺し方と酷似していることがわかる。ということは、里子の両親が復讐殺人を?だとしたら、どうやって小見山が犯人だったということを知ったのか…。 
  
(以上公式ホームページより)

まだ殺人事件に時効がある時代の話。やはり亀山君が相棒の時代の右京さんはストイックだなー。話は思いが同時にシリアスな分だけ説得力は強い。ミステリーはさほどではないが重いテーマ。
正名僕蔵が司法試験受験生役で出ていて、もう若いのに濃い演技・・。快作というほどでないが出来はいいのかな。



映画「日本の一番長い日」(原田監督版)




監督
原田眞人
脚本
原田眞人
原作
半藤一利
 『日本のいちばん長い日 決定版』
製作総指揮
迫本淳一
出演者
役所広司
本木雅弘
松坂桃李
堤真一
山崎努


DVD購入、鈴木貫太郎内閣組閣からのストーリー、個人的には岡本喜八版よりやや冗長かな。阿南陸相をかなりクローズアップしているがこのエピもちょっと長いのかな。
息詰まる岡本監督版よりは戦闘シーンも少なめで、畑中少佐のエピが何故か短めのような、まあ比べるからそういうことになるのかな。

原田監督は昭和天皇を描きたかったらしく、阿南陸相や、陸軍関係者?かなとのちょっとした対話シーンがそのあたりかとも思うのだけど、これは微妙かな。
松坂桃李君は黒沢年男に迫るかな、阿南さんは役所広司ではちょっと。でも演じられる人は今いないでしょう。
鈴木貫太郎首相の山崎努さんはさすがかな、まあでも弱々しい感じはない、このあたり勝手にイメージを作りすぎかもしれないけどね。
これは努力賞かな。よく作ったと思う。

相棒9「暴発」

再見、
暴力団に潜入した麻薬取締官の話、相変わらず相棒らしい暗い毒のあるストーリー。
神戸君が右京さんと違う行動を終盤するのが特徴。このあたりが亀山君と違うことなんですが、あまりこれを強調したエピが毎回出てくれば亀山君との差異は出ますが、右京さんとのタッグは怪しくなるわけで、ストーリーの方向性を変えるにはいい機会だったような気もしますがこの後の回ではそういう感じは出てこないです。まあ神戸君の最終回エピは、話の流れ上後半対立する流れになってくるわけなんですが、これはそういう風じゃないといけないわけで、終わりですし、結局それまでのエピではそういう方向へ向かえなかったんですね。

まあこのあたりが今後の相棒エピ、マンネリ化する可能性を捨てきれないんだけども、
最近のシリーズの冠城氏はちょっと何を考えているかわからないような作りで、過去の相棒との差異をキャラとしていますが、ちょっとおかしな人にもなりかねないわけで・・このあたりはどうなのかな。

まあ長く続くとこういうことになってしまうのですが、どういう方向へ行くのか。冠城君は今シーズンだけなのか。どうなのかなー。

相棒4「ついてない女」

「さようなら、ついてない私…」。白いコートを着て銃を構える月本幸子(鈴木杏樹)。しかし、銃口は幸子自身にではなく、暴力団の大物、向島茂(正城慎太郎)に向けられていた。夫の死後、借金と病気に苦しんだ幸子は、茂の愛人となることで生きながらえてきた。だが実は、茂こそが夫を殺害した張本人。それを知った幸子は、茂の殺害計画を周到に準備。実行後は、手配済みの偽造パスポートを国外で入手し、別人となって新しい人生を始めるつもりだ。“幸子”とは名ばかりで、幸せとは縁遠かった女を自らの手で葬るため、幸子は引き金に力を込める…。
 空港へ向かう幸子。しかし、運転する外車が途中で故障。途方に暮れていると、通りすがった1台の車から降りてきた男性2人組が、空港まで送ってくれるという。「私、ついていますね」。しかしその車、実は警察車両。男性2人組は特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)だったのだ・・・・。
(以上公式ホームページより)

あの月本幸子さんのデビューエピソード。この後彼女は数回登場するんですが。しかしこの方がレギュラーになるとは・・・。これは珍しく倒叙形式の相棒。最後の証拠をつかむまでのサスペンスが見もの。快作。

映画「彼岸花」

監督 小津安二郎
脚本 野田高梧
小津安二郎
原作 里見弴
製作 山内静夫
出演者 佐分利信
有馬稲子
山本富士子
久我美子
田中絹代
佐田啓二
高橋貞二
笠智衆
BSにて鑑賞。昭和33年作品。小津作品では初めてのカラー映画。
完璧にホームドラマだなー。それも昭和30年代。親の意見が大勢を占めた娘の結婚の時代なのか。
お手伝いさんのいる裕福な家庭。ストーリの流れがいいですねー。引き込まれてしまいました。
何となく舞台劇風で、セリフも予定調和のような、練れているというか、過ぎているというか。
でもその中で田中絹代さんだけは自然で、さすがと思わせます。
大騒動の割には・・と思えるお父さんの振舞。多少はコメディっぽいのか。
ある意味佐分利信の固いお父さんが、頑固さという演技なのか・・。
まあハッピーエンドなのので・・いいか。







BSで映画「東京物語」を見る

原節子さん追悼で急遽NHKBSで放送。デジタルリマスター版。
でも終盤のみ鑑賞。やはり原節子さんのみ存在感がちょっと濃いような気がする。
演じるのは地味な戦争未亡人なんですが。
ここでは重要な役ではありますがやや脇役ということなんでね。
これから彼女の主演作品が次々とTV放映されるような気がしますがどうなのかな。
まあそれを待っているような感じです。
これだけはちょっと前にリバイバル上映で映画館で見ましたが。
今の時代で、この地区(シネコンばかり)では映画館では見られないだろうなー。
なんせ昭和30年代には引退されているのだから。
子どものころは西部劇に夢中になった私どもではリアルタイムで見ようがない。